銀婚の日に、鎮魂の地へ
2月
17日
真田幸村ゆかりの地、九度山そして大阪城へ2人と1匹で行きました。
大河ドラマ真田丸が放映される前年に、上田へ行き、真田家のことや幸村の活躍のことをおべんきょうし、大阪冬の陣、夏の陣のことを学習。
2年経って、大河ドラマの終了後、大阪へ、となったわけです。
九度山ではNHKが作った!?真田ミュージアムに入り、大阪城では天守閣の中の歴史博物館を見て、幸村が九度山で過ごした時のことや、大阪城をめぐる豊臣と徳川の攻防戦など、かなり詳しく学習できました。
歴史にはあまり詳しくない私でも、現地に足を運んで、空気を感じてみると、感慨深いものがありました。
鎮魂、、、、、
戦国時代に名を残した武将のことは置いといて、戦で命を落とした何万人もの名もわからない人々。テレビドラマでも、ミュージアムの説明画像でも、まるでゲームのように群衆が描かれていましたが、
これ、人間なのよね、、、、、と思ったら、正直、気持ち悪くなりました。
特に大阪城周辺は、今や大都会。このコンクリートの下に、戦で亡くなった人々の血が染み込んだ土地があるのかと思うと、ゾワゾワしました。
高野山のふもとにある九度山。戦で消えたたくさんの魂を鎮める地として、神聖な山の存在は、当時の人々には大きな意味があったのでしょう。死と隣り合わせの時代。そんな時代を経て、とりあえず今があるわけで、
自分のDNAはハーフアンドハーフで混ざり合いながら、脈々と受け継がれてきたものであることを思うと、
命って、不思議だと思わざるを得ないのです。
銀婚に、鎮魂を思う旅でした。