生きずらさを考える講演会シリーズ
11月
23日
藤田さんは年間250ヶ所で講演していて、この日も3ヶ所目の講演ということで、
今、貧困問題に関して世の中の関心が高くなっていることがわかります。
お話は色々なキーワードから、若者の貧困問題の真相を解説するもので、わかりやすいものでした。
・若者の死亡原因のトップが自殺であることや
・大学の授業料がとんでもなく高いことや、
・労働基準法が守られていない職場は珍しくないことなど、、、、
我が国の、世界でも類を見ない異常事態を、改めてはっきりと数字や事例で示されると暗い気持ちになりますが
相談に行ける所をもっと周知するとか、地域で人との繋がりをつくるとか、まだやれることもたくさんありそうです。
「若者の教育や文化的な暮らしに国が投資をすることで、国の未来の経済が豊かになるんだ」という言葉を聞いて、あそうか、社会保障という福祉と経済ってつながってる!と気がつきました。
教育政策と住宅政策が少子化問題の改善につながる、という話もわかりやすく、
政策って聞くと、偉い人が大きなお金を動かしておおきなことをする、くらいにしかイメージしてなかったけど、
私たちにしか実感できないことがあって、それを声に出して仲間を見つけてソーシャルアクションにつなげていく、そんな道筋があるんだなあと、
光が差し込んだ気持ちになりました。
フードバンクや、子供食堂など、色々知りたい、知らせたい取り組みが狭山にもまだまだありますね。
投稿日 2016-12-01 23:17
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2016-12-02 09:33
ワオ!と言っているユーザー