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雲仙普賢岳の麓=島原
12月
20日
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今日の日の出は拝めないかな?
昨晩泊まっていたのはここ、島原道の駅。普賢岳が近い。雪が付いている。山頂からここまで約5km。30年前の噴火でここも土石流で完全に埋まった所。
あっ!朝陽が来たぁ。有明海を挟んだ対岸は熊本県。
普賢岳、今は噴煙も蒸気も見えない。しかし1991年198年ぶりに噴火をした。甚大な被害をこの水無川流域にもたらした!
朝ご飯。
朝ご飯を終えて、この道の駅の隣に残された、土石流被害家屋を見に行った。
わっ!えっ?これ本物?って不思議な感覚になった。目の前に現実が。
火砕流で焼けた旧大野木場小学校。道の駅の案内所でたまたま50歳過ぎの婦人職員から当時のお話が聞けた。彼女はこの小学校出身。
テレビや新聞でこの雲仙普賢岳火山の事は知っていた。しかし僕にはその復興時の土地配分の様子が不思議だった。宅地耕作地の境界線が消えてしまった後だ。
彼女が話して下った。大の仲良しの集落の人々。親しかった分、揉め事も多かった、いがみ合いも強かった、と。何処の災害復興地域でも、そんな話は世間に登場して来ないね。
小学校のイチョウの樹。火砕流で燃えた。しかし翌年春には新芽をふいた。素晴らしいね。
報道陣、タクシー運転手、消防隊員、合計43人が火砕流で亡くなった。火砕流は一気に斜面を駆け下る。100km以上のスピードで。
小学校隣に建つ、大野木場砂防みらい館。
この水無川を一気に火砕流と土石流が流れ下ったのだ。
2023年12月20日(水)
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海外手配専門(手作り旅行)旅行社勤務していた。本人はとにかく毎週外遊びに夢中。パラグライダー、自転車、ドライブ、スキューバーダイビング、山登り、スキー(ボードは全くダメ)
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