2014年5月23日(金) 今日は愉しい金曜日・・・(あんたはいつでも金曜日的、という声も聞こえる) 先日の佐渡島一周210km大会での事・・・ 170km漕いで後、結構厳しい登りが3カ所あった。その一つを、皆さん苦しさに顔をゆがめ、路面をにらみつけなが、懸命に坂の頂上を目指していました。時速7kmを割る速度でしか登れない、当然バランス悪くヨレヨレ蛇行する参加者も。 そこにサポート車の張り紙をしたプリウスが登って来た、この車を先行させようと皆さん漕力に余裕のない中ながら、道路端に寄り進路を譲った。 と、プリウスの助手席窓が下がり、おじさんが顔を出し、「無理しないでね」と僕らに”声援”を。 僕、カチコン!と来ちゃった。すかさず返した出た言葉は「何言っんだ!みんな無理しているよ、無理しなきゃ登れんよ!この坂。そんな事より早く行け!」でした。 そしたら僕の後を登っていたにいちゃんが、絶妙な一呼吸置いて「そおだ!」だと。 210kmの内、残り40km未満、制限時間までにはまだある、となれば、皆、何としても完走したくて頑張っているさ!経験のない無理もしているさ!170km漕いで来たんだもん。 プリウスのおじさん、悪気はなかっただろうけど、苦しい人の心を読んでいないな。 プリウスのおじさんタイプ、僕は嫌いだ。自分は安全地帯に居て、善人面する人、嫌い。評論家も嫌い。 これが寒風の中、長時間交通進路指導の旗を振り続けている、ボランティアの高校生やおじいさんが、同じ言葉で声援を送って来てくれたら、素直に頑張る!って気持ちになった、だろうな~。 僕も気をつけよ~、プリウスのおじさんにならないように。