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観音の里の祈りとくらし展

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観音の里の祈りとくらし展 この観音様たちはいずれも有名な... この観音様たちはいずれも有名な仏師が彫ったものではない。全体のバランスとしては欠ける様に思えるけれど、人間に近い感じがする観音様たちだ。かわいい仏様だ。 これらの仏様はお寺の本堂に安置... これらの仏様はお寺の本堂に安置されているものもあるけど、部落の「お堂」に置かれ、その民衆たちが手を合わせ、そして観音様を守り続けて今日に至っている訳だ。特にこの地は戦乱激しかった場所。戦争が始まれば田んぼの土に埋たり、川に沈めて戦火から観音様を守って来たんだそうな。 奈良時代後期から平安時代の仏様... 奈良時代後期から平安時代の仏様たちだそうな。という事は1200年もの長きにわたって、民衆によって祈り、守られてきた観音様たちだ。すごいな~!展示場脇で流れていたビデオ画面に地元の人達が「私たちは観音様を守らせていただいています。先祖様が綿々されて来た事を、僕らの子供たちにも伝えて行くのです」という言葉が印象的だった。「守らせていただいています」の言葉が。 観音様たちの向かいの展示場では... 観音様たちの向かいの展示場では「藝大コレクション展」開催中だった。この絵も迫力あったな~!文明開化すぐの時代の作品。 藝大美術館前の大木。味があるね... 藝大美術館前の大木。味があるね。 歴史的な芸術人もこの大木を見て... 歴史的な芸術人もこの大木を見てきたんだろうな~。
2014年4月10日(木)
行って来ました!やっと。会社をさぼって。東京・上野公園隣にある東京藝術大学へ(芸術大学ではなく藝術大学なんですね!)。暖かい日中、葉桜になった上野公園桜並木をくぐって。
会社から1500mです。もちろん自転車で。
この展示には副題が付いていて「びわ湖・長浜のホトケたち」と。
昔、井上靖の「星と祭」を読んだときから、琵琶湖湖畔の観音様達を見てみたいと思い続けて来たんです。
藝大の敷地内に初めて入りました。いいですね!とても!若い学生諸君がゆったりした杜の中を行き来していて、芸術のオーラが感じられた。
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