九份観光
10月
30日
ありゃ~雨降りだ~。パラ用具はホテルに置いて観光客に変身。こうなりゃ僕の本業発揮です。僕の本業は旅行会社。
予想外に美しい国道2号線の海岸線を車で2時間弱北上。突然つづら折りの急坂を登り始め、海がどんどん低くなって行きます、15分も登った所が「金瓜石」(きんかせき=ジングアーシー)だ。ここは1890年代から1971年まで、最盛期は1930年代、金の採掘で栄えた。日本統治時代の家屋も修復保存された所。
金瓜石からさらにつづら折りの急坂を4km行くと、最近脚光を浴び始めた観光地「九份」(きゅうふん=ジュウフェン)だ。台湾の鷹巣城といった外観で、太平洋を見下ろす急斜面に張り付くように出来た町だ。
この九份を有名にしたのは、1989年香港映画「非情城市」のロケ地。非情城市は1945年日本統治終了後の大混乱2.28事件を扱った問題作。
そしてもう一つ、2001年宮崎駿アニメ「千と千尋の神隠し」の制作イメージになった場所。
この九份も金採掘で栄えた町だ。現在はその映画関連観光地として、急峻な路地に小さな土産物屋、小さな食べ物屋が連なっている。
礁渓温泉への帰り道は、さらなる旅情をかき立てる「鉄道の旅」、瑞芳駅から礁渓駅まで準急列車で1時間、列車賃95元=270円。
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