雨降りずぶぬれ自転車通勤
11月
19日
御徒町から東浦和の帰宅自転車、小雨かと思って諦めて漕ぎだしたが、5分も行かないうちに大粒の雨が・・・
でももう前に進むことしか出来ない「意地」が働いて、ガンガンペタル回します。
回せば前輪から、後輪から水はねが、靴に、背中に、びちゃびちゃとかかります。
信号機待ちで止まれば、防塵メガネが曇ります。
10月までの雨降りならまあ、自転車漕ぎの気分高揚の足は引っ張らないが、11月からの雨降りはいけません。心が萎えます。
しかし!まさに「意地」です。ペタルを自宅に向けてガシガシ回します。いや、ガシガシ回すとスピードが出過ぎちゃいます。
なんせ雨降りのグレーキ効き具合は3分の1以下だもんね。おまけに路面が滑る。注意注意。
冬夜の雨降り自転車は、最悪です。周りの車やバイクから、ボクの姿、認識出来ているのかな?不安が背中を押してきます。
手袋をはめた手を、強く握れば、水がぼたぼた絞れます。
「お前さん、よくもその歳で、こんな悪条件で自転車乗ってんな」と自分の声が聞こえます。
自宅風呂場に飛び込んで、パンツを脱ぐも肌にくっついてサッと脱げない。玄関から風呂場までの床に、ずぶ濡れ靴下の足型が・・・。
でも、ボクは自分に勝った!と変な満足感あり。
「おい、歳を考えろよ」とのささやきも聞こえて来た。