@realDonaldTrump
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コロナ陽性のトランプ大統領がまさかの3日で退院しました。
ホワイトハウスに着くなりマスクを外すパフォーマンスがアメリカをざわつかせていますが、私が感心した(笑った?)のは、その抜け目のないイメージ戦略です。なにしろ退院してホワイトハウスに戻ってきた姿がドラマチック過ぎる!「戦場から戻ってきた英雄」ばりの構成が圧巻?です。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1313267143232942081?s=20
私自身も、見ていると思わずこれが「コロナ軽視で感染し退院した人」の動画であることを忘れてしまいそうです。
バルコニーでの23秒もの不自然な敬礼は、某テレビ番組では「1秒たりとも兵役を務めたことがないのに!?」などと揶揄されていましたが、これも背後からズームアップする美しく長いシーン用でした。
敬礼するトランプ大統領がまるで選ばれし神のように柔らかな光の中で佇むそのシーン(上の写真とは別の動画)。背後の遠景からドラマチックに近付くカメラワークと不自然な敬礼の完璧な組み合わせから察するに、これが計画的に撮影されたシーンであることが分かります。
公正を期すべき裁判官ですら、美人の犯罪者には軽い刑を与えてしまうほど、人間の脳はきれいなものや格好良いものに弱いもの。いくらなんでもこんな茶番には引っかからないよと思うかもしれませんが、分かりやすく魅了してくれる動画や写真に惹かれる人は多いのです。
大統領選はどうなるでしょうか。
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私とリチャードさんの対談もぜひお読みください。
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ジムの懐かしいズンバクラスにて。
前回、「昔よく『生きるのが辛い』と言っていた」と書きましたが、私の心はいつも井戸の鶴瓶のようでした。重たい水を入れて持ち上げるのはとても大変なのに、手を離せばすごい勢いで井戸の底に落ちてしまう。そして暗闇に沈んだまま。必死に引き上げてもまたすぐに落ちて行く。
それが年を取るごとに、重たい気持ちが緩和されてきました。一体なぜ?
最近、その最大の原因は‟血圧”にあるんじゃないかと思えてきました。若い頃、私の血圧は下が驚くべき30前後。特に朝は服を着替えるのも辛く、箪笥の引き出しに顔を載せ、憂鬱な気持ちでぐったりしていました。
それが、血圧が正常値まで上がった今、体が軽いのです。すると心までほんのり軽やかに!
今さらながらに調べてみると、低血圧と鬱病の判別は医師にとっても難しいんですね。この記事 https://mycarat.jp/articles/406 では、低血圧の患者に誤って鬱病の薬を処方してしまうことで、さらに低血圧が悪化し、本当の鬱病になってしまう危険性が書かれています。
早く知っていたら鉄分サプリでも何でも飲んでいたのに…なんて思う今日この頃です。
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母親の表情はかなり強め
今週、各メディアで報道されているのが、この出来事。母親が6人の子どもを連れて搭乗した後、2才の息子がマスク着用を嫌がり、結局7人全員が飛行機から降ろされたという話です。この問題、あなたはどう判断しますか?
★着けるべき?:私の最初の感想
2歳児でもマスクをしてほしい。大人でも子どもでも誰がウイルスを持っているか分からないし、何時間も同じ機内にいるのは嫌。もしこの子が感染していて、肺病を患ったことのある夫が隣の席に座ることになったら、死にも繋がりかねない。
★着けないでOK?:2歳児には難しい
ぐずる2歳児にマスクを着けることは至難の業かも。abcNEWSの記事には、母親のコメントとして「何度も何度もマスクを着けさせようとしました。泣き叫ぶ息子に懇願し、ご褒美でつろうとし、言い含めもしました。とにかくあらゆることをしたのです(後略)」とある(ちなみに、「叱りつける」という選択肢がないのがアメリカらしい)。
https://abcnews.go.com/ABCNews/mother-year-kicked-off-american-flight-toddler-refuses/story?id=73144268
★着けるべき?:航空会社の規則
この航空会社は事前に、航空券購入者全員に「2歳以上の搭乗者全員がマスク着用の義務がある」というメールを送信している。機内の安全を徹底できるかどうかは航空会社にとって死活問題。母親には何か他の選択肢があったかもしれない(日本人に好まれそうな意見)。
★着けないでOK?:同乗者の証言
「(前略)彼女は態度の悪い、無責任な母親ではありませんでした。彼女は泣きながら、子どもにマスクを着けようとしていましたし、客室乗務員にどうすれば良いかヘルプとアドバイスも求めていました」。ほとんどの搭乗客が、この家族に同情的だったとも書かれている(アメリカ人に好まれそうな意見)。
★着けるべき?:怒鳴る母親
しかし動画を見てみると、母の印象は証言と少し異なる。「私にこれ以上何をしろっていうの!この子の顔にガムテープでも巻けばいいの?2歳の子なのよ、そんなことできるわけない!」(上写真でも、母親の表情はかなり強め)。機内の動画でも、静かな口調で話しかける客室乗務員とは対照的に、母親の声はかなり強硬なトーンが目立つ。
6人の子どもを連れての搭乗は恐ろしく大変なことでしょう。私ならこの時期、6人の子どもとの旅は何が何でも回避したい、でもそれができない人もいるはずです(彼女は‟仕事の出張”だったと言っている)。その場合、2歳児がいる親は移動を諦めなければならないのか…?
皆さんはどう思われますか?
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近所の大型店はもうクリスマスモード。
ハロウィン前のこの時期、例年ならどの大型店にも大袋菓子の特設コーナーが設けられ、にぎわっているものですが、今年はさすがに小さな棚がレジ前に置かれた程度。売り場はコロナ禍の今をよく表していますネ…。
しかーも、店内には既にクリスマスグッズコーナーが登場していました。
「ああ、今年はもう終わるのか」―――「こんな一年(涙)」。そう思うと華やかな売り場に居ながらにしてワタシは突然骸骨に変身。荒野に佇み、暴風に吹かれてしまいました(←余計な想像力)。
そんな自分に、「大丈夫、大丈夫、今年だけだよ!」といつもの確証が微妙な励まし言葉をかけ、ようやく骸骨から人間に戻りました。
物事は必ず2つの面があると常に自分自身に言っているのに、”瞬間骸骨”になる自分は修業が足りないですね。コロナでのおかげで、思いもよらなかった体験ができているのも事実です。そこに注目していこう~。
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ソウルにて、専門学校の講師時代。学校のロビーで撮った一枚です。
なんだか芋づる式に色々思い出して、韓国のことばかり書いていますね^^。
前回、「銭湯で背中を洗ってもらいながら」と書きましたが、私は留学時代、町の小さな銭湯によく行っていました。下宿にもシャワールームはあったんですけど、大きなお風呂にのんびりと浸かるのが好きでして。
今ではどうか分かりません、でも90年代当時は銭湯に行くと、必ず隣に座った見知らぬ人に背中を洗ってくれと頼まれたものです。そして洗い終わったら、今度は頼みもしないのに私の背中を洗ってくれます。最初はびっくりしましたが、人に背中を洗ってもらうのって、なんだか癒されますネ。私も一生懸命、工夫しながら知らない人の背中を洗いました。
韓国の銭湯に通う日本人なら誰でも気付くことですが、韓国の人は垢すりのタオルを持参して、延々と、とにかく延々と体中をこすり続けています。私が体を洗って湯に浸かって、外に出ても、まだ私が体を洗う前から垢すりをやっていた人が、細部をこすり続けています。
ちなみにサウナ室は、牛乳やらキュウリやら、パックによさげなあらゆる食材が持ち込まれて無法地帯。しかも股をババーンと広げて座っている人が多いので、見たくないものまで見えてしまいます!あ、男性の方、楽しい想像をぶち壊して申し訳ないですが、全員라면머리――ラミョンモリ(ラーメン頭:ゆるいパンチパーマ)のオバチャンです。
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90年代のワタシ
この前、韓国では「街角ではやたらに怒鳴っている人が多く」…と書きましたが、韓国語を習うにつれ、私も街角で大声で口論する人へと変貌していきました(笑)。
何を口論しているかというと、私の場合は大抵、日本人に対するステレオタイプへの反論です。韓国で特に多く言われているのが、
①日本人は冷たい
②日本人は表裏がある
③日本人は金の亡者
これらと議論好きの国民性が相まって、たまたま会話をした通りすがりのような人でも、日本人だと伝えると唐突に「日本人は金の亡者と言われているよね…」なんて言い始めることも。最初の頃はあまりに突拍子もなく言われるので、鳩が豆鉄砲を食ったように固まっていましたが、言語を身に付けた後は、街角でも銭湯で背中を洗ってもらいながらでも毎度、機関銃のように反論するようになりました。
ある日、日本から来た姉と母を連れて、シンセゲ百貨店へ行った時のこと。地下の食料品売り場で海苔を選んでいると、私と姉との日本語での会話を聞いていた韓国人のオバチャンが「ニホンジン?」と聞いてきました。「イェー、イルボンサラミエヨ(はい、日本人です)」。韓国語で答えるものだから「日本人は裏表があるよね」とまた、唐突爆弾。
しかしこの奇襲攻撃は慣れたものですから、私も韓国語で機関銃のように反論します。「表裏があるある言いますけどね、私の下宿友達の韓国人はこれこれこういう表裏のある行動をするんです、これについてはどうお考えですか。表裏がない韓国人もいるけれど、ある韓国人もいるんです。私が見た限りでは日本人とそう変わりはありませんよ!あなたは日本に暮らして、それを確認したんですか」。私にうかつに話しかけた韓国のオジチャンオバチャンは大抵、”逆鳩状態”になってしまいます(ごめんネ…)。
口角泡を飛ばした砲撃が終わって、遠くに避難していた?姉の所へ戻ると、姉が目をまん丸くして、「あんた、海苔売り場で何のスピーチしてたの!?!?!」。
でも、ここまで書いておいてナンですが、不思議とこういう突撃韓国人は意地悪な感じじゃないのです。ステレオタイプは信じて疑わないけど、せっかく日本人に会ったから確かめてみようという好奇心みたいな感じ。こういう行動を日本人がやると陰湿になりがちなんですけど、韓国人がやると妙に愛嬌があって、そこから「飲みに行こう!」なんてことになることもあるから不思議です。
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90年代のワタシ!
この前、ヨンソンという旧友について書きましたが、彼はなんだか不思議な男です。出会ったのは90年代前半。ヨンソンが日本の大学に留学していた頃に飲み仲間になりました。
ヨンソンはお世辞にも美男子とは言えない風貌で(ごめんね)、背も163センチの私より小柄かそれくらい。それでいて、実に堂々としていて、動作だけでなく話し方にも自信があふれています。何かあったときも、焦った姿を見たことがありません。
そんなヨンソンは25歳やそこらで、私たち友人の中では一番早く故郷の恋人と結婚してしまいました。両親と同居している家に泊まらせてもらった時、初めて奥さんを紹介してもらったのですが、彼女がまた度肝を抜くような美人!しかも美人なだけでなく、ヨンソンやヨンソンの両親の言うことを静かに聞いて、こまめに働き、常に数歩下がった姿勢なのです。ヨンソンにただの一度も口答えしたことがないそうです。
私がソウルに暮らし始めた頃、彼はなぜか宝石商になっていました。インドかタイだとかに買い付けに行くと、ヨンソンの前に宝石袋を携えた商人がずらりと列を作るんだ、と。どこで身に付けたか、ヨンソンは出される宝石を顕微鏡か虫眼鏡かで覗き、これはアウト、これは合格と分けていくのだそうです。
10年ほど前にはいきなり、家族を連れてフィリピンに引っ越してしまいました。これまたいつ身に付けたか、ばりばりのダイビングインストラクターに転身していて、フィリピンにダイビングスクールを開校。彼のSNSには、ほぼ10年間にわたって毎日、生徒や仲間との楽しそうな写真がアップされています。
ヨンソンを見るといつも、「あの底なしの自信と迷いのない行動力はどこから来るのだろう」「かっこいいヤツだなあ」と至極感心してしまう私です。
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昨日のラスベガス
いつも青インクを落としたようなラスベガスの空が、昨日は一日中どんより(上写真)。夕方、スーパーに出掛けてみると、焦げたような匂いが辺りに漂っていました。カリフォルニア州で発生している山火事の煙が、ここまで届いているのです。
驚くことに、現在発生している山火事の一つは、「赤ちゃんの性別発表パーティー」が原因とのこと。このパーティーは、子どもの誕生を待つ夫婦が親族や友人を集めてゲームやクイズなどを催すもので、アメリカの定番の家族イベントです。
9/7の朝、ロサンゼルスの東約115キロにあるエル・ランチ・ドラド公園で行われたこのパーティーでは、主催者が色とりどりの煙が出る花火のようなグッズを使用。乾ききった草原に向けて発射したところ、瞬く間に火が燃え広がり、9/7日の段階で既に7000エーカー(東京ドーム約609個分)を燃え尽くす惨事になってしまいました。
ちなみに性別発表パーティーによる山火事は2017年にも発生しており、主催者の父親に損害賠償命令と執行猶予5年の判決が出ています。
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昨日、友人の日本人Tさん――私と同じ‟フラット胸”とのこと――が針生検を受けたという話を聞きました。かつてアメリカの針生検はベッドに上向きになって受けるものでしたが、最近は下向きになるそうで。ベッドに開けられた穴から胸を下に垂らして(?)、その胸に針を差し込むのだそうです。
そこでふとよぎる不安。胸がベッドの厚みを抜けて下に届かない場合はどうなるのか!?
Tさんは「私の胸はフラットだけど大丈夫か」と自虐的質問をした上で、胸とベッドの間に挟むクッションを外されてどうにかやり遂げたそうです。
私が以前受けた針生検は上向きでの施術だったので、フラット胸がますますフラットに。さらに「針(Needle)」という名前が付いていますけど、針じゃないですからね。太いドライバーみたいなスティック。それを皮膚にぶっさすのですから、医師もどこかを掴みたい。でもフラットだと掴むところがない。
私の施術は困難を極め、私のすぐ目の前で、医師が血だらけのフラット胸を掴もうとしてはつるっと滑り、つるつるつるつるを繰り返していました。フラット胸の場合は医師が勢い余って肺まで突き刺してしまう医療事故もあるそうで…そんな想像と恐怖がピークに達した頃、ついにグサーッ!
結果は良性。せめて一つだけ良いことを書いておきましょう。麻酔で痛みは全然ありません。頭の中の恐怖さえ消せれば、約10分で完了です。
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私の名前「猪股」は、よく笑われます。
昔、広告代理店時代、担当ゲイバーで店長に名刺を出したら、オネエサン大爆笑で「イノシシの股って笑える~!!」。意外にも、既に大人であったこの日が初めて、自分の名前が面白系だと気付いた瞬間です(笑)。「まさかイノシシ年じゃないよね!?」――^^!
中国人に名前を見せると、「これ、名前?」ともれなく聞かれます。「猪」は中国語では「豚」なんだそうです。「豚の足」ってまじか、という反応。
そして韓国語では、「イノマ」というのはちょっと悪い言葉です。「イ(この)」「ノマ(野郎)」、つまり「この野郎」。それで「タ」っていうのは、「タダ(乗る)」の命令形で「乗れ」。だから旧友ヨンソンが車で迎えに来ると、毎回、窓をゆっくり開けてわざと偉そうに言ったものです。「イノマ、タ!(この野郎、乗れ!)」。
おかげで自虐自己紹介なら、お任せくださいの私です。
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