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「人間の体は自然の一部、だから自然のもので癒したい」。そう願う一心で体と心、環境に優しい商品を作り続けているAmen to Homemadeさん。オーナーのラズさんは毎週末教会に通う、信心深いキリスト教信者です。
ウェブサイト制作のお申し込みがあったとき、何より、大切にしたのはラズさんの思いでした。どんな思いで商品を作られているのか、どのように社会に貢献したいと考えておいでなのか。お話をうかがえばうかがうほど、ラズさんの優しさが伝わってきました。
まず最初のステップはデザイン案のご提案でした。一つ目はアースカラーで統一した柔らかい感じのもの。もう一つは手書きの植物イラストを前面に出したお洒落な感じのもの、そして最後はモダンなものでした。
ラズさんが選ばれたのは一番最初のアースカラーのもの。一番優しい感じのものを選ばれたのも、ラズさんらしい気がします。
それから4カ月間ほどかけ、共に作り上げたサイトが、こちらwww.amen2homemade.comになります。
自然素材だけで作った「塗る痛み止め(筋肉痛などに良い)」や、「ストレス・リリーフ・ローション(ストレスを感じるときに塗る)」など珍しいものもあります。私が早速購入したのは、「バニラ・ラベンダー・ソイキャンドル」です(なんと5ドルです!安い!)。これは毒素を発さないキャンドルで、香りもエッセンシャルオイルの自然のものなので、寝室に置きたいと思っています。
残念ながらAmen to Homemadeの商品はまだアメリカ国内からのみ注文可なのですが、もしアメリカ国内にいらっしゃったら、どうぞお試しください。きっとラズさんの優しい気持ちも一緒に送られてくるはずですよ。
ロサンゼルスの広告代理店・編集プロダクション
「Ruコミュニケーションズ」にもぜひお立ち寄りください。
http://www.rucommunications.com/
弊社のコントラクターさんは約半数が海外に住んでいらっしゃいます。
なので弊社では銀行の海外送金システムをよく利用します。
先日、いつものように海外へ向けてお支払いをしようとしたときのこと、銀行から、「待った」がかかりました。
「コントラクターさんの振込先情報を、今一度、“電話などで口頭で”ご本人に再度ご確認ください。それがなければ送金は致しかねます」とおっしゃるのです。
電話で?国際電話で?「はい」。
今、世の中で何が起こっているかというと、銀行の担当者さんいわく、「メールは覗かれていると思ってください」。そして近頃、請求書の振込先をハッカーのものに書き換えるという手口が増加してきているそうなのです。
「メールで届いたものをメールで確認してはダメです!」――そのメールも書き換えられている可能性があると…!
世界的にも流行しているハッキングに対応するため、社内では白熱した議論が起こりました。暗号で開けるクラウド上の共有ファイルにすべきだ――いや、そんなの面倒だ。メールを暗号化して送付するようにすべきだ――いや、それだと弊社からの書類は暗号化されるが、相手から送られるものは暗号化されない、などなど。
結局、将来的には、暗号で開けるクラウド上の共有ファイルを利用することになりました。
しかしアナログというのも時には楽しいものですね。今回、日本に住むコントラクターさんとお電話で初めてお話しましたが、メールではクール系のイメージの方だったのが、お話してみるととても温かい感じで、すっかり親近感を覚えました。
これに味をしめて、他の皆さんのお声も聞いてみたいなあと思った私でした。
そして皆さん、メールのセキュリティー強化をお忘れなく。
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がんばってくださる皆さんに「Thank you」
たくさんのクリエーターの方々が一生懸命持ち場を守ってくださっていることで、小さなRUコミュニケーションズ有限会社は成り立っています。
だから弊社内で回す担当ページ表を作るときも、外注の皆さんのお名前の後に、私は「san」、もしくは「sama」を付けています。
「Yamada Hanako san P10-12」。
「san」を取ると何だか落ち着きません…。
そんな中、先週、社内の全ての書類がプログラム化されました。私が主に見ていた書類も、すっかり様変わりし、オペレーションなど他の担当者と共有できるようになりました。
そこでアメリカ人スタッフに指摘されたのが「sama」とか「san」とか全部に付いてるけど、何だ?って話です。「それは名前には必ず付けるものなの」などと、丸め込もうとしましたが、「Hanako Yamada」と姓名の順序もアメリカ式に変えられ、「sanはどこに付ける?もう取ってもいい?処理しにくいから!(断固!)」。
共有化されたものからは、sanやsamaが取り除かれていました…ううう…英語だからしょうがないのか…。
でもまあ、一つ良かったのは、アメリカ人スタッフが自分も外注の方々に丁寧でありたいから、皆さんに送るメールに「sama」を付けたいと言いだしたことです。「Hi xx」ではなく、「Hi, xx sama」としたいんだそうです。「Yamada sama」とアメリカ人が書くのも、まあ、良いかもしれませんね。
しかし、後でCCされたメールを見たら、「Hanako sama」と、下のお名前に様を付けてメールを出していました。日本だとビジネスメールは苗字ですけどね…まあ、それでも皆さまに思いは伝わったでしょうか。
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~「働く女性のLife Designマガジン アヴァンティ」に執筆の連載コラムより~http://www.e-avanti.com/44860
今回は私自身のことを書いてみよう。アメリカに来て10年になるが、今でも思いもよらない考え方に戸惑ったり開眼したりを繰り返している。例えば私の義姉一家のこと。彼らがまあ、オソロシイほど気軽にちょくちょく「そちらに泊りに行くよ!」という連絡をしてくる。しかも「明後日」とか、かなり急な場合も多く、連日締め切りに追われている私は、遅くに仕事を終えた後、夜中まで掃除にバタ狂う。
義姉一家が来る日、私は部屋の掃除を完璧にするのはもちろん、トイレや浴槽は特に念入りに磨き上げる。夫は「僕の家族はただ僕たちに会いたくて来るのに」と言うが、有無を言わせぬ怒り顔で夜中まで働かせる。
彼らの「襲撃」を快く思えないまま、7年ほど過ぎたある日、私は中華料理店で、幼少期に折れた腕に付けたギブスの話をしている義姉の横顔を見ていた。なんと1年近くも家族にその存在を忘れられていたギブスのせいで、彼女の腕は50歳を越えた今も曲がったままなのだ。それを大笑いしながら話している義姉は、本当に大らかな人なのだった。
そして今年1月、私は初めて義姉の家に泊まることになった。義姉は大喜びしていたが、私は忙しい彼女に申し訳ない気持ちもあった。しかし到着して驚いた。「息子の部屋に泊まって」と案内された部屋はゴミだらけで、ぐちゃぐちゃのままのベッドも枕も、ティーンエージャーの息子さんが今朝まで使っていたままだった。お風呂も相当掃除していない感じだ! 私はこれから休む場所の「くつろげなさ感」に絶句したが、同時に笑いもこぼれた。なんだ―これで良かったんだ。
彼女と私を比べてみたとき、私はきれいな部屋やピカピカのお風呂を準備したが、内心、怒っていた。しかし彼女はどうだろう。きれいな部屋もピカピカのお風呂もないが、心からうれしそうに私を迎えている。自分が客側だったらどちらがいいだろう。人にもよるかもしれないが、私は本心から喜んでくれる人の家の方がくつろげる。ベッドのシーツや枕、掃除道具は持参すればいい。
日本では心地よいスペースに人を迎えるのもおもてなしの一つだ。それには日本人らしい優しさが込められている。しかし内心怒っているなら本末転倒。私には日本式のおもてなしをする資格がなかったのだ。思えばアメリカ人の家ではかなり気楽に家の中まで通され、散らかっていても家中を案内されることが多い。
郷に入れば郷に従え―私はちょっと汚れた部屋でみんなを迎えることにした(義姉のレベルには到達できず!)。少し手を抜くことができるようになった今、私には新しい扉が開いた。それはあの大らかな義姉一家の来訪が待ち遠しくてたまらないという、楽しい日々に続く扉だった。
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私のアメリカ人の友人に、ホンダでデザイナーをしている人がいます。彼は自動車業界に入ってから、ドアの取っ手の付け根や、ダッシュボードの角など、車の細部に目が行くようになったと言います。
それで気づいたのが、「日本車だけ、細部がきっちり正確」ということでした。他の国のメーカーの車は、素人なら誰も気づかないような小さい部分にごくごく小さい不均衡な隙間があったりするのが当たり前なんだそうです。
「日本車は違う。そんな小さな誰も気づかないところまで、きっちり精密に作られている」とその彼。
細かい細かい部分まで生真面目に仕上げられた、汗と涙の結晶のような日本車は、アメリカの過酷な運転環境をものともせず、「壊れにくい車」としてアメリカの人々の信用を勝ち取っていきました。
まさに、神は細部に宿っているんですね。
なぜこの言葉について書こうと思ったのか。
実は今まさに、私がそういう感動に触れているからです。
正確なだけでなく、「:」の後ろに半角を空ける、のような一般の人が気づかないところまで、ビシーッとそろえた原稿を出してくださる、几帳面なコントラクターさん。
「ミスを見つけよう」が「ミスを見つけてやろう」のような気持になって、どこを確認しても、どこをつつきまわっても、完全敗北させてくれるコントラクターさん。
不思議とそんな生真面目な、汗と涙の結晶は、シャープで美文でもあるのです。
そんな原稿を見ながら私は日々、「神は細部に宿る」という言葉を何度も思い出しているわけです。
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