GPD Pocket2 というパソコン
2月
10日
長年使ってきた10"WindowsタブレットASUS VIVO Tabですがハード的な持病があり使用中にBluetoothマウスやキーボードの認識が無くなったり、付属キーボードの一部文字キーの接触が悪くなり文字入力できない時があったり、タッチ液晶画面の反応が急に無くなったりで設定や対応ソフトでリカバリーしながら使ってきたのですがCPUタイプが古くなり最新のWindows10へのアップデートができなかったり画面解像度が低いのでイマイチ表示が良くなかったので後継機種を探していました。
そこで気になったのがGPD Pocket2です。画面は7"で今使っているAndroidタブレットのNexus7と同じで解像度も1920ドット×1200ドットとデスクトップPC用ディスプレイなら24"クラスです。
解像度が高いので画面は小さくても細部が鮮明に表示されるのですがやはりノートPC的に使う場合は目との距離があるので老眼が進んだ私にはやはり細かすぎて判読できません。
初期設定では画面拡大率が100%では無く175%に設定されていました。物理解像度と同じ拡大率を100%にしたら目に近づけないと文字は読めなかったです。
取り敢えずは折角解像度が高いディスプレイなのでできるだけ沢山表示したいし何とか判読できる拡大率150%で使うことにしました。
バンドルされていたOSはWindows10 Home Editionですが仕事でも使おうとするとネットワーク機能やドメイン管理ができないのでProfessional版に持っているプロダクトキーでアップグレードしました。
GPD Pocket2は7"ディスプレイですからさすがに小さいです。しかし、筐体の外装はマグネシウム製ですし作りも意外と良くできていて剛性感があり重さもずっしりしています。ノートPCスタイルで使うのでボディーが軽いとキー入力も不安定で使いづらいですがこの重さならどっしりしていて文字入力時に本体が移動することもありません。
Made in Chinaですが日本の物作りもうかうかしてられないなと思えます。
一応日本語入力にも対応できるよう日本語固有の「半/全」切り替えキーもあります。日本語キーボードですとアルファベットや記号とカナかひらがながキートップに刻印されていますがアルファベットの刻印しかありません。そこで、日本語入力のためのカナも刻印(印刷)されたシートが付いており必要に応じそれをキートップに一個ずつ貼るようになっていますが私はローマ字変換なのでカナ(かな)の刻印は特に必要ないし、どっちみち後付けは使っている内に色が薄くなったり剥がれたりして汚くなるので日本語ラベルは使うつもりはありません。
少し入力してみたのですが一部の記号文字がキートップの刻印と違うことに気が付きました。すぐにキーボード仕様が日本語106/109キー互換では無く英語101/104キーボードなのだと分かったのでその設定に変えましたらキートップ刻印の文字と同じ文字が入力できるようになったので問題なしです。
普段は日本語106/109キーボードなのですが英語101/104キーボードは日本語と英語の切り替え方法も違いますし記号文字のキー位置も異なります。
これは慣れて割り切って使うしかありませんが本格的にキーボード入力する時は普通の日本語106/109キーボードをUSB接続などで使えば良いことなので全く問題無しです。
また、画面は他の大きなディスプレイをつなげば良いので最初からその前提で考えていました。
CPUはIntel m3シリーズだしディスクはSSDなので体感的な速さはOfficeソフトなど一般的な事務作業にはストレスを感じなさそうなレスポンスなのでこれなら十分と思えました。後は耐久性だけです。
今後は、10"WindowsタブレットASUS VIVO Tabの代わりに旅行などに持ち出そうと思っています。