39. 旦那さんも悩んでいる
不育症の精神療法には、旦那さんの心理状態が非常に大切です。当院では、
初診時か2回目の検査結果説明と治療方法を説明するときに、
原則として、ご夫婦で来院していただいています。
ご夫婦で治療方法を納得していただきたいためと、
旦那さんの心理状態を少しでも理解したいからです。
城西病院に勤務していたときに、助産師さんを中心として、
不育症患者さんの夫の心理状態を調査したことがあります。
その調査結果では、
不安 や 疑問 や 悩み を自分ひとりで抱えている夫が
約20% いらっしゃいました。
相談できる相手が妻のみである夫が
約30% いらっしゃいました。
この結果より、
妻あるいは周囲の人への気遣いにより、
夫も予想以上に孤立して悩んでいる可能性が
示唆されました。
流産を告げられたときの感情調査の結果としては、
一番多かったのが
その悲しみと動揺でしたが、
その次には、
妻を慰めなければ、
妻を守らなければ、
という感情でした。
現在、多くのクリニックでは、不育症の治療のほとんどを、
ご本人の身体的原因に対するもののみに傾注していますが、
精神的原因を、それもご夫婦単位で見つけて治療することも、
同じくらいに大切であると確信しています。

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かなでさんからコメント投稿日 2009-06-26 21:30
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今日で先生からいただいたバイアスピリンを飲み終えました。これで、本当に先生の治療が終わったんだと実感しています。そんなとき、今回のブログを読み、ここまでこられたのも支えてくれた夫がいたからだということに気づかされました。これまで苦しんで戦ってきたのは、自分1人だという思いがどこかにあったような気がします。これからはその考えを改めようと思いました。
先生、お仕事忙しいとは思いますが、お体に気をつけて、これからも私たちに力と希望を与えていってください。
投稿日 2009-07-02 07:21
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不育症ということばを初めてしりました。あたしのお母さんもそうだったのかも。いのちのいとおしさを思いながらブログ読ませていただきました。
また、訪問させていただきます。