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406. 不育症と着床障害のポイント解説(19)

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平成28年は、さる年です。 平成28年は、さる年です。
寄生虫は妊娠を助ける



卵は半分異物(夫由来)です。
免疫系は
異物と、異物化した細胞(癌、感染)を
受け入れません(攻撃します)が、
通常、
卵については、受け入れています。

その理由の全容は、まだ 「なぞ」 です。


2015年11月号の 「サイエンス」 という
世界で最も権威のある 科学誌 に、

「寄生虫と妊娠のびっくりする関係」 

報告されました。

寄生虫に感染していない婦人に比べて、

回虫に感染している婦人は
妊娠、出産率が高く、

十二指腸虫に感染している婦人は
妊娠、出産率が低いのです。


世界の10億人以上が何らかの寄生虫に
感染していると言われています。

考えてみれば、
寄生虫って、あまり悪さをせずに、
多くの人間の腸内に寄生してますが、
卵も子宮の中で寄生しているわけですね。


回虫と十二指腸虫に対する
免疫系の対応の違いが
卵を受け入れる免疫系と、
卵を受け入れない免疫系の姿
を教えてくれる可能性があるのです。


同様な研究として、
エール大学の生殖免疫学者の
ギル モア教授は、
「人間の身体の常在菌が
妊娠維持には極めて重要である」
という結果を報告しています。


当院の免疫調節療法のひとつとして
使用している
ピシバニールは、
ストレプトコックス・ピオゲネス乾燥死菌
の菌体製剤です。
#ピシバニール

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