もうひとつはブリーチ。
これは娘のところへ行ったとき(先週の土曜日)、彼女に見て貰って初めて口の上に生えてくる髭(というか毛)を脱色するクリーム、ちゅうのを購入した。というのも、そもそも、そういうものが売っているなんてことしら知らなかったのだけれど、The Big Bang TheoryでPennyがAmyの口髭(毛ね)の処理をしてあげてて、"You never knew about this? Nobody had done for you?"なんて言って驚いていたのよ。それを見ながら、えーわたしも知らんよ、、、と。それで娘にその話をしたら、「見せてあげる」と言って、Targetでそのブツを教えて貰った。で、$5程度のものだったので、即購入。「ふたりでやり合いっこしよう!」ということになったのだが、あえなく時間切れで、とりあえずわたしが持って帰って来た。で、その晩、早速ひとりでやってみたのだ。
結果・・・うんうん!本当に脱色された!!凄い!正面から見るとわからないが、顔をちょっと横に向けると、光に照らされて金色の毛がきらきらとしてる。ように見える。これでもう顔を剃ることはなくなった。(ちなみに、娘から、今までどうしてたの?と訊かれ、剃ってた、、、と答えたところ、心底驚かれた。だめだよー!!ってさ)
まぁにこやかに一緒に仕事が出来るとは思っていなかった。だからそれなりの覚悟はしてきた。なので、そんなにショックでもないし、時間がそのうちどうにかするだろう、くらいに思っていた。が、今日の相棒J(いつものJとは違う、JBのほうね)は、かなり参っていた。そして言うのだった。
"I'm gonna give them 2 weeks notice. I can't take her attitude."
えーーーーなんでーーーー、と思う。
鈍感なつもりはない。わたしだって嫌だ。こんな、緊張した感じの雰囲気。会話もなければアイコンタクトもない。
それでもね、なるべくいつもどおりに過ごしたのだよ。朝の挨拶もしたし、オーダーも普通にあげたし、彼女の作りかけのエッグが焦げそうになったときには、オフィスまで行って教えてあげた。そのままにしておくわけにもいかんしね。なるべく普通に。
6時半過ぎ、レジデントさんに朝のケアをしているところへAから内線電話が入る。
"Who's working with you today?"
"J, why?"
"Oh I just wanted to know. Hey, are you a full-time worker or part-time?"
"I believe I'm a full-time. why?"
"Nothing! Okay, I'll call J now."
先に書いたが、これ、朝のケアの忙しい時間に、である。こんな質問をなぜに今しなくてはならないの?また何か(自分の職務以上のこと)にクビをつっこんでいるのだろう。そんなことは今しなくてもいいから、キッチンの準備に入ってくれ・・・これがわたしの素直な感想。
"I will go talk to bon-bon."
わたしがそうJに言うと、彼女も是非一緒に付いて行きたい、と言う。
"Sure, we can go together."
というのが、結局、イブニングシフトのふたりも賛同し、わたしを含め4人になってしまった。仕事の合間にちょこっと話したいと思っていたのだが、そういうのでは済まない雰囲気。なので、しっかりとアポを取ることにした。イブニングのふたりに来て貰ったはいいが、ボンボンの体が空いてない、じゃ洒落にならんので。
Nとランチをとっているときに、STがやって来た。彼女は何かに憤慨している様子で、"I don't know why she's so bubbly and happy, today!"と言った。最初は誰のことやん?と思ったが、すぐに、あぁAのことか・・と気付いた。その後、Nにぐしゃらぐしゃらと主語のないような話し方で何か言っていたけれど、わたしとしては話が見えず。きっとNに相談してたことなんだろうな、、くらいにしか思わなかった。が、ボンボンとTに呼ばれてこれから面談だ、というのだけはわかった。彼女はそれに勤務表を持参して行った。
なんで勤務表?という感じ。
たぶん今週末の穴埋めのことと、スタッフが不足しているということの事実を見せるため?
というのがわたしの見解だったのだけれど、彼女が出て行く直前に、"I am ready."と言っていたのが気になった。
"She's ready? readey for what?" Nに訊くと、彼女は意味深な笑顔で、I don't know..." いやいや、もちろん知ってるのでしょう!基本的にわたしはSTと仕事以外の話はしない。否、レジデンツ関連以外の話、はしない。Nは違う。彼女はSTからもっとさまざまな話を聞いている。彼女の家族のこと、そして、仕事の裏話なども。わたしはそういう話に首をつっこみたくないし、聞きたくない、興味ない、という顔(雰囲気)を漂わせているせいか、そういう話は入って来ない。だからNはわたしよりは知っている。でも、口を濁らせるだけなので、それ以上はこちらからも聞かなかった。