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違国日記、読了。

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01/12/2025
 
 
 
 
 
 
 
昨日、「違国日記」を読み終えた。
 
図らずも、涙。
腹の奥のほうから熱いものがこみあがってきて、涙が零れた。図らずも。
 
おおおおお、、、、
しばし余韻に浸る。
 
素晴らしい読み物であった。
漫画なのだけれど、わたしにとっては同時に読み物、それもかなり手応えのある読み物、であった。
 
 
 
気付いたことがある。
わたしはポエムが好きなのだ。
この作品は、とてもポエム的であった。わたしの感覚では。
 
詩というものを厳密にどうこう言えるほどの知識も感性も持ち合わせていない。
なので、詩が好きだ、というのも実のところ、本当にそうなのかどうか、わからない。
 
なんてことを思いながら、わかったこと。
わたしの拙い言葉で表現するとすればーーー
 
詩であれ、散文であれ、直接的な表現ではなく、その一文、一連、或いは文章を読んで、その奥にある何かを感じる、思い浮かぶ、膨らむ、満ちる、はじける=心が動く。そういう感じのする文に、作品に、惹かれる。憧れる。ああああ、良いーーーーー、と、感じる。
 
 
直接的な表現ではなく、というのは、一見、意味不明の言葉を好むということだ(こう書くと非常に陳腐だね)。すぐに結びつく表現ではなく、噛み締めてこそ、感じる、というような。それは理解するということなのかどうかは、わからない。
 
ああ、書けば書くほど、どんどん、伝えたいことから離れていくような気がしないでもない。あぁ、悔しい。もっと、伝えたいことを伝えられるような言葉が自分の中から生まれてくると良いのに。
 
 
前回、この作品を「大人買いするぞ!」と心に誓ったのが、日記によると去年の夏(7月9日)だったようだ。
それを決行したのが昨日、ということか。
ーーーーーははは、半年もかかっている。😂
 
 
でもせっかくだから言い訳も書いておこう。
この間、何度か大人買いをして読了しちゃおう!と思ったのだ。
思ったのだけれど、全てを読んでしまうのが勿体ないというか、烏滸がましいというか、終わらせたくない、という気持ちの方が強かった。だから延ばし延ばしにしていたのだ。終えてほしくなかった。
 
でもー。
 
全部読んで、良かった。終わって、良かった。
 
 
やはり、最後まで見届けることで自分自身の想いをも完結させられるものなのかもしれない。
完結というか、一区切りというか。
たぶんそれは、また読み返したときに新たに生まれ、膨らみ、満ちて、はじけるのだろう。
ということは、その逆もまた然り?
つまり、完結させてこその、作品。
作品というものは、そういうことなのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
m_a

#日記 #犬日記

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