春休み中に見なくても良いから。返すのはいつでも良いから。と、言われた。彼は押しが強いのだ。まぁせっかくDVDセットを持って来てくれたのに無下に断るのもなぁ、、、と、持ち帰ることになった。彼は嬉しそうに言った。
ー見たら、アン(仮名)の言うことが良くわかると思うよ。アンはThe Lord of the Ringsに関わることをいつも言うから。
これにはちょっと心を動かされた。なるほど、そういうことってある。ならば見てみようではないの。
春休み後半。まずThe Fellowship of the Ringを見た。DVDの良いところは、必要時に停止して何か用をたすことが出来る、ということだ。なので、気楽な感じで見始めた。しばらくはShireの意味がわからなかったり、Gandalfがどうしてhobbit達にあんなに歓迎されるんだろう?と、不思議に思ったりもしたが、見ていくうちにだんだんと物語にどっぷり浸かった。extended editionだったせいか?DVDはpart1とpart2に分かれていて、うひゃー、1日ではとても無理。結局、何日かかけて、The Two Towersまでを見ることになった。
春休み明け。
最後のThe Return of the Kingを見ていないから返すのはその後になる、と伝えると、彼はキラキラした目で、どうだった?どう思った?良かった?どう???と、訊く。わたしは、最高に気に入った。hobbitになりたい。と、言った。それを聞いていたアンは、誰もがみんなhobbitになりたいと思ってる!!と、笑った。