体重測定の後、Sorry, your bootcamp race is over. Pack up your stuff, and go home.と、スレンダーなのに筋肉モリモリな女性教官(だろう)に言われて茫然自失、寮に戻り荷造りを始めた。
が、持って来たものがロクでもないものばかりで、とても一人では運べない。帰りは電車になるのだ。
他の仲間たちもやって来て、次々にハグしながらI'll miss you, m! Good luck at home!!などと言われる。彼女たちの中にはわたしよりも大きい人が何人もいる。それでもきっと体重は減っているのだろう。増えていないことは確かだ。脱落していないのだから。
仲間たちはわたしが持って行けないと判断した洗濯ハンガーとか籐籠とか本棚とかクッションとか色々を貰っていった。