10lb.
8月
9日
体重が10lb.増えていて、某Bootcampから脱落してしまった。
体重測定の後、Sorry, your bootcamp race is over. Pack up your stuff, and go home.と、スレンダーなのに筋肉モリモリな女性教官(だろう)に言われて茫然自失、寮に戻り荷造りを始めた。
が、持って来たものがロクでもないものばかりで、とても一人では運べない。帰りは電車になるのだ。
なんで10lb.増えたんだ???と思う。理由がまったくわからない。見た目も変わっていない気がするが、自覚がないだけか?最後に体重を測ったのはいつだ?やっぱり毎日毎日、現実と向き合うべきだったのか?
最低限必要なものだけをバッグに詰めていると、キャンプ仲間が声をかけてきた。
本当に帰ることになったのかと訊かれ、10lb.増えていたと伝えると、Ohhhhhh...と同情するように驚いて見せたが、どこかその表情は「やっぱりね」という感じがした。
これまでのここでの生活の何がマズかったのか?自分ではさっぱりわからない。が、周囲からはよく見えていたのかもしれない。彼女は、mはいつも美味しそうに食べてたから・・・と、言葉を選ぶように言った。え?そんなに食ってたか?と、思い返す。ホントに???
ーでもきっと、そうなのだろう。食べてる分のカロリーを消費してなかったということなのだろう。でも10lb.も???いきなり???
最近ちょっと似合わなくなったような気がしたあのジーンズはそのせいだったのか、と思う。グリーンのパンツも然り。デザインがどうこうではない。この身体のせいだったのだ。
他の仲間たちもやって来て、次々にハグしながらI'll miss you, m! Good luck at home!!などと言われる。彼女たちの中にはわたしよりも大きい人が何人もいる。それでもきっと体重は減っているのだろう。増えていないことは確かだ。脱落していないのだから。
仲間たちはわたしが持って行けないと判断した洗濯ハンガーとか籐籠とか本棚とかクッションとか色々を貰っていった。
キャンプ場から駅までのタクシーを待っている間も、10lb.のことを考えていた。信じられないという思いはまだあったが、そもそもそれが一番の問題なのだろう、と自分に言い聞かせた。原因不明でもこれが結果だ。とにかく今日からは必ず毎晩体重測定をしよう、と思う。そうだ、現実を見ることから始めるのだ。
・・・
今、思い返すと、あの女性教官はTaniya Nayakだったと思う。ちなみに彼女はトレーナーじゃなくてデザイナー。
なんでこんな夢を見たのか。心のどこかで体重を気にしているのか???笑