03/01/2020 PC部屋の窓の外、マメナシの木の枝にBlue Jayが来てる。 と思って眺めていたら飛んで行った。 先週、体験入学に来た生徒2名が正式に編入となり、うちのクラスは一気に活気付いた。マンツーマンの授業にだいぶん慣れたと思っていたが、人数が増えるとやはり楽しい。意見交換が出来る。ネタ切れがない。やっぱり色んな人がいて色んな考えがあって、それを聞くことでまた自分の考えも深まっていく。 日本から来たばかりのこの2名から「荒野行動」というゲームのことを知らされた。まったく知らなかった。聞いたことも見たこともない。日本で流行っているのかと問うと、いや世界中で!と言う。いやいやいやいや、それはないでしょう。 で、調べてみたらありました。知らないゲームだったけれど、確かに世界中で流行っている模様。ちなみに英語ではKnives Outと言うらしい。かなりヤバい名前。説明をちょっと読んだだけで「こーわーいーーー!」 「いや、怖くない!全然、怖くないって!」と、ふたり。 でも、殺し合いでしょ?撃ち合いでしょ? そう!敵をね! でも、その敵っていうのは、怪物とかじゃなくて、普通の人間なんでしょう? そう! えええ、やっぱり、こーわーいーーー! 怖くないって!! 日本で通っていた小学校の担任からは「荒野行動をしないように」と言われたらしい。 でも、みんなやってる!学校ではやらないけど、みんなやってる。日本人の子供99%がやってる。 それはないだろう〜〜〜〜〜。 純粋にキラキラとした目で、そのアプリゲームの楽しさを話す生徒を見て、ちょっと混乱した。現実じゃないから、と分かっていて楽しんでいるんだ、と言う。そうなんだろうけれど、それで良いのか?違和感とかないのかな??? 先生、鬼滅の刃って知ってる? 大好きです! あれって、血がたくさん出るよね。 そうだ、、、いやだ、、、わたし矛盾してる。 でも相手は鬼だもん、とは言わなかった。言えなかった。 そこのところ、主人公の炭治郎の苦悩でもある。 先週、谷川俊太郎氏の「生きる」という詩の形式を真似て(穴埋め)それぞれに「詩」を書いてきてもらった。未完成のものも含めて、子供達の素直な感性にじーーーーん。ふざけているようで、ふざけていない。みんなまっすぐ。矛盾してない。