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bomb threat

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1/20/2016







昨日の話。

いつものように7:45から仕事を開始、いつものようにルーティンワークをこなしていたところ、突然の避難命令がアナウンスされた。
校内放送はキッチン内ではよく聞こえない。スピーカーはあるのだけれど、雑音が混じって声がぼやけてしまうからだ。いつもよく聞こうと努力しても聞き取れないものだから、どうせ生徒関係の話だろう、と気にしなくなる。
が、昨日の放送は少し様子が違った。まず、声のトーンが違う。言葉を聞き取れないのはいつもと同じだが、何やら緊急性をうかがわせる響きがあった。
と、開けてあるドアから少し身を乗り出して放送に耳を傾けていたスタッフが、避難だって言ってる!と言う。もう一人のスタッフも別の場所から放送を聞いていて、ほぼ同時にマネージャーを呼びつけた。マネージャーはオフィスにいたので放送は全く聞こえていなかったらしい。
その後、マネージャーからスタッフ全員に避難するということを知らされた。キッチン内の火の元を消し、シャッターを閉め、「自分の持ち物も全て持って!」と言われる。ドリルではないことだけは確かだ。

とりあえずジムへ行くように指示されたのだが、そこには訳わからないままの生徒らで溢れていた。この時点では、誰も何も知らされていなかった。ただ、アナウンスによると、ジムに集合し、全員が順番にバスで避難することになる、ということだけだった。
こんなことは初めてなので、皆、動揺していた。もちろん、わたしも然り。マネージャーは、自分の親しい人たちにコンタクトを取るように、と指示を出し、わたしも慌てて夫のところへ電話をかけた。BombとかGun shootingとかかもしれない、、、と思いながら。

結果から言うと、昨日の朝、我がハイスクールを名指しで爆弾予告があったらしい。しかもそれをpolice stationからの知らせで、学校側は知ったという。

あ、時間がないので仕事から戻り次第、続きを書く。



 ・・・


仕事から戻ってきた。昨日の今日なので、生徒数が少ないかも、と思ったのだが、何のことはない、通常の1日だった。

とりあえず続きを書く。

ジムに集められた時点では、緊急に強制避難だということしかわからなかった。バスが来るまでの間、スタッフとはぐれないように一緒にまとまっていよう、と、声をかけながら一緒にいたのだが、壁伝いに警官と警察犬が進んでいくのが見えた。警察犬、、、、あれって、爆弾探知犬???他の人も気づいたらしく、涙目になっているスタッフもいる。わたしも、心の中で、大丈夫に決まってる、と言い聞かせるものの、TVや映画で見たことのある場面を想像したりして、怖ろしくなってしまった。きっと大丈夫、と唱えながらも、心臓がバクバクする。

バスが来たらしく、出口に近い生徒らから移動していくのが見えた。生徒らと一緒にバスに乗るのか?どういうグループ分けで乗るの???
とにかくマネージャーや他のスタッフと塊になって外へ出た。そこへ、スタッフの一人が、Food truckに一緒に乗ってバスの後を付いていくってことは出来ないのか、と言い出した。バスに乗るには生徒が優先だろうから、それを待つよりも早く脱出出来る、と。マネージャーはしばし考えていたが、賛成し、一同、キッチン後部に停車してあるFood truckへ向かった。ドライバーが後部のドアを開け、皆で「映画みたいーーー」などと騒ぎながら中へ。そしてドアが閉められると・・・当然ながら真っ暗。皆、キャーキャー言いながら笑ってたけど、あれは恐怖心の裏返しだったのだと思う。わたしはわたしで、隣に座ったスタッフに、「この壁って銃撃に耐えられるかな?」と訊いたりして(多分、無理だろうね、という答えだったけど、、、)。

トラックの中は寒くて凍えそうだった。どこをどう走っているかもわからず、、、でも、無事に学校の敷地内を出たと聞いた時にはホッとした。

その後、わたしたちは学区のFood service officeへ行き、そこで一息。その後、他の小学校へ供給するためのランチを急遽、サンドイッチにするということになり、とりあえず別の中学校へと連れて行かれ、そこでサンドイッチ作成の手伝いをした。

結局、わたしたちのハイスクールは、警察側から爆弾探知には数時間を要するということで、11時20分だかに休校ということになったのだが、朝、すべての作業をそのままで放ってきたキッチンをそのままにするわけには行かず、、、警察側からの完全クリアーの知らせの後、スタッフのほぼ全員がキッチンへと戻り、片付けと翌日の準備をした。おかげで、よもや早退!?と期待したのに、いつも通りの時間、みっちりと仕事だった。

でも、爆発とかなかっただけ、ありがたい。
と、同時に、爆弾予告をした誰かに憤りを覚える。ただの悪戯では済まないことだ。でも、本当にテロの予告だったのかもしれない、と思うと、ぞっとする。

この爆弾予告は、なぜか中西部では我がハイスクールが選ばれた。その他、東海岸でもあったらしい。・・・More than two dozen other schools in New Jersey, Massachusetts and Delaware also received reports of bomb threats Tuesday.
なぜ、これに混じって唯一、中西部から、しかも我がハイスクールが???と、腑に落ちないのだけれど、、、

でも、大事に至らなくて本当に良かった。
物騒な世の中だ、と、思わざるを得ない出来事だった。
















#日記

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bokushi
bokushiさんからコメント
投稿日 2016-01-21 02:44

えーーーー!!!  大変!!  今テロの問題で、非常に敏感な時だから、余計にですね。。。
無事であることを祈ります。。。。

ワオ!と言っているユーザー

m_a
m_aさんからコメント
投稿日 2016-01-21 08:03

bokushiさん、ありがとうございます。
本当に、怖かった(><)!
学校で、避難訓練はしょっちゅう行われているのですが、実際に緊急避難勧告で動くのは初めてで、最悪の事まで想像してしまいました〜(;_;)

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