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痴漢

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4/15/2015







娘から、痴漢に遭ったという知らせを受けた。とうとうか、、、という感じ。それでどうした?と訊くと、もちろん言ってやったよ!とのこと。さすが・・・。でも同じ駅で電車を降りたらしいので、近所なのだと思う。気を付けてよ、、!

たまに帰るのとそこで暮らすのとでは、やっぱり違ってくるものだ。痴漢なんかに慣れる必要はないだろうけれど、暮らしの色々に慣れてきたら、また視点も変わってくるだろうし。今はいろんなことに目が向いて、良いところ悪いところ、沢山の気づきがあると思う。どちらにしても、それら含めたすべてが「日本」なのだから、そこから学ぶしかない。

海外に出て暮らしていると、日本での不便なことなんかも忘れがちだったのだが、娘からの話で、あぁそうそう、と思い出している。最初に不思議に感じたのは、銀行関係。まず彼女は、以前暮らしていたところで彼女名義の口座を学校用に作っていた。勤務地が東京になったので、そこからまとまったお金を引き出す必要があったのだが、正直わたしはそれが可能かどうか不安だった。娘にも、もしかしたら代理人を立ててお金を引き出す或いは他の銀行へ送金するとか、そういうのを電話で相談しなくちゃならないかもしれない、最悪の場合、そこまで行かなきゃお金が下ろせないかも、、、と言っていた。が、蓋を開けてみるとなんということはない、彼女に持たせたATMカードでかなりの金額を問題なく下ろせたと言う。そのカード、もう何年も使ってなかったので、もう使えないのでは?と危惧していたのだけれど・・・。そんな簡単に出来ることなの?と、びっくり。ちなみに、こちらでは(たぶんアカウントを作った際にそう申請したせいもあるのだろうけれど)一度に$200までしか引き出せないし、それも1日に1度そうしたら翌日まで引き落とせない。これはATMに限ってのことなので、それ以上の金額が必要な場合は窓口へ行く、という仕組みだ。

銀行でのお金の払い戻しが簡単だったわりに、住民票の手続きは非常に不便。銀行のお金では本人確認などまったくなかった。逆にこちらでは、(戸籍自体が存在しないのだが)住民登録は超簡単に出来る。まぁどちらが良いか、って聞かれても困るけどー。


痴漢の話を聞いて思い出したことがある。東京に住んでいたとき、電車でのラッシュが大嫌いだった。あんなすし詰め状態の電車にはもう乗れないし、乗りたくもない。だから東京で暮らすということはもうないと思う。あっても、あの時間帯の電車に乗るのはもうないだろう。
もうひとつ、電車でのこと。ラッシュ時間ではないある程度の混み具合の電車内では、サラリーマンのおじさま方の読む新聞・雑誌の卑猥なイラストが見えるのが大嫌いだった。こちらの目の届かないところで読んでほしい、と思った。人に見られて恥ずかしくないのか?とも思ったし、なぜそのような記事(?)広告(?)が新聞・雑誌に出ているのかわからない。大迷惑だと思った。海外に出てからは、それが子供達の目の触れるところにある、ということにあらためて憤りを感じた。ここではあり得ない話だ。街中に立っている捨て看板なんかもそう。

そんなことを考えていると、この国での暮らしやすさも出てくるモンだなぁーなんて思ったり。

でもいつかは日本に帰りたいけどね。











#日記

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bokushi
bokushiさんからコメント
投稿日 2015-04-16 02:50

また、思い出しました。日本の現実。。。去年帰国時、たまたま飛行機の関係で、もろに東京の朝のラッシュアワーとかぶってしまい。大きな荷物をもって主人とあたふた。。。人を物のように押しのけ、ちっとしたうちをされながら、「すみません、すみません」と電車に乗りました。。。。もうやりたいくないですねぇ。。。。東京の方、毎日やっているですよね。しかも、あんなにぎゅうぎゅう詰めなのに、すみませんと言っても誰も何も言わないという。。。
娘さんの痴漢のお話し。。本当に残念です。わたしもそういえば、何回も痴漢に合いました。。。。本当にいやですね。
いろいろと大変ですが、今日も娘さんが守られますように。。。。。

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m_a
m_aさんからコメント
投稿日 2015-04-16 20:15

bokushiさん、そうなんですよね。わたしもだいぶ前のことですが、娘とふたりでスーツケースを抱えて夕方のラッシュに重なったことがあります。重い荷物を運ぶのを手伝ってくれる人はおろか、皆、迷惑そうな顔でわたしたちのことを見ていました。確かに時間帯は悪かったんですけどね。すみません、という声もかき消され、、、よくわかります。お疲れさまでした。
痴漢、わたしも若かりし頃にあいました。そういう話も娘にしておいたのは良かったかもです。わたしよりもさらに強力に立ち向かってくれました。でも色んな人がいるので心配です。
「守られますように」とのお言葉、ありがとうございます。

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