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合格?X失格?X試験終了

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1月18日






タイトルはハンターXハンター第29話風に声に出して欲しい。


いやはや・・ようやく試験終了!長かったーーーー。気持ちが随分と楽になった。やれやれ。もう二度とこんな風に試験を受けるなんてごめん。新しい職場を今は辞めるつもりはないが、もしもCNA Skill Care Ficilityとしてカウントされないのであれば、この先どこか別の場所を探すしかなかろうと思う。24ヶ月毎に8時間のskill careを行っていることが必須なのだから。


それにしても昨日もトラブル続きであった。
まず、12時開始の試験で最低でも15分前には到着するように、ということで、早々に家を出た。いつもだとちょっと遅れて出てしまうところを予定よりも早めに出たせいで、大学構内には45分前に着いてしまった。こりゃ1番手かも、なんて思いながら車を駐車させ、Nursing Buildingへと向かう。大きめのshedというか、向かいにあるCedar Hallからすると、ちんこい建物だ。しかしそこのドアには張り紙があり、Nursing Skill Lab, Nursing Skill Test Site is Here,などと書かれている。
が、3つあるドアどれも鍵がかかっていた。ノックもしてみたが、人の気配がない。まだ来ていない?
突風吹く寒い中、しばらく様子を伺ったが、埒があかずとりあえず車へ戻ろうとしたとき、別の女性が同じ建物に向かって歩いてきた。すれ違い様、彼女もまたscrub uniformを着ていることに気付き、声をかける。あなたもあの建物へ?もしかしたらskill testに来たの?彼女はポケットに両手を突っ込んで首をすくめながら、Yeah!と答えた。それならまだ開いてないわよ、鍵がかかっててまだ誰も来てないみたい。今ちょうど行ったところなの。彼女は、え?そんなーという顔をしながら、しょうがない、車で待つしかないわね、と笑った。わたしもそうするつもり、と答え、駆け足で車へ戻る。

昨日は娘が同行してくれた。車の中で待っていた彼女に説明し、とりあえずトイレに行きたくなったので、車を移動させた。Written testの会場であったCedar Hallの中のトイレを利用した後、ついでに車を先の会場の正面玄関の見える場所へと移動、そこで誰かが来るのを待った。
20分前、さっきの彼女が別の女性と一緒に会場へ向かうのが見え、わたしも慌てて車を降りた。が、ドアはまだロックがかかっている。最初は笑いながら、わたしたち3人だけが受験者なのかもね。それなら楽勝かなー、とか、試験官が遅れて来たとしたらもうそれだけでわたしたちに分があるでしょう、落とすなんてことあり得ない、とか、冗談を言い合っていたのだが、さすがに15分前くらいになると、そう笑ってもいられなくなった。この時間に来ていないなんて、おかしい、とひとりが言う。キャンセルってこと?それなら絶対に連絡がある筈。最後に来た女性は午前中にwritten testを受け、同日の午後にskill testをスケジュールして貰ったと言う。それならキャンセルなんてあり得ない。連絡できる電話番号を知らないか、誰かに訊いたほうが良いんじゃないか。わたしはとにかく車に戻って電話をかけてみる、ふたりは隣の建物に入って問い合わせてみる、という話になる。

車に戻り、携帯で大学のサイトを調べていると、ふたりが車を出すところが見えた。あれれれ、どこか行く?わたしも彼女たちを追わなきゃ!!慌てていると、娘が大丈夫、どこかへ行くとしたらまみぃにも伝えに来るよ。いや、そんな時間ないかも。追ったほうがいいかな、、、そうこうしているうちに彼女たちがわたしのほうへと車を走らせてくるのが見えた。来てくれるんだ。

窓を開けて何がわかったのか訊く。なんと、会場が別のところに変わったのだと言う。What a heck!!とにかく急ごう、と車を走らせる。会場は、Linn Hallという立派な建物(まだ半分は建築中)に変わっていた。後でわかったことだが、その日が変更後初めての試験だったらしい。なんでそういう連絡をくれないのか!!

3人ほぼ同時に建物へと入り、建築中の足場やら何やらをくぐり抜け、青い看板を見つけた。Certified Nurse Aid Skill Test まーったく。
息切れしながら会場へ入ると、壇上に座っていた年老いた女性が腕時計を見ながら、あなたたちはかなり遅れてきましたが、、、と言う。わたしとしては言い分を考えていたのでもしも受験させないと言われたらがっつり言い返してやるつもりだった。が、彼女がすぐに何か理由があるのか、と訊いてきたので、ええそうです、わたしたちは・・・と、穏やかに(?)説明した。すると、それならば・・と承諾してくれた。ありがとうーーーー。

しかしこれで時間よりも5分か10分は遅れたわたしたちである。既に試験を受けている人もいたようだ。用紙に署名した時点で、わたしたち3人が最後になってしまった。うーーー。しかし、受けられるだけでも感謝せねば。

待ち時間は長かった。2時間くらいか。娘を階下で待っていてもらっていたので、気が引けた。が、そんなことも言ってられない。最後の試験。受からなければまた受けなきゃいけないのだから。

一緒に遅れて来たふたりと色々話せたのは楽しかった。こうやって初対面の人とでも話せるようになったんだなぁ、と、自分でしみじみと不思議な気分にもなった。

Skill Testは、96歳の心不全の女性の着替えを手伝い、髪を整え、TED hoseを履かせること、それから椅子へと移動させ、ベッドメイキング。というものだった。患者役が若い綺麗な子で、とても96歳役には、、、笑える。リラックスしていこう、と始めたはいいが、斜め向かいで試験を受けている子の声が大きくて気が散るのなんのって。しかもその子は喋りっぱなしだ。まるで実況中継の如く。(彼女はマネキン相手に全身清拭だったという。うわーーーかわいそうに)

落ち着いて出来たつもりだったが、最後のほうで、カーテンを閉めるのを忘れてたことに気付く。あーあ、仕方がない。時間はたっぷりとあったので、最初からやり直そうかとも思ったが、患者役の子がかわいそうかなとも思って止めた。あと、すべてが終わった後の手洗いも忘れてしまった。うーーー。

終わった後に椅子に腰掛けて待っている間、わたしより先に終わった例の大声の子と雑談、その後に来た、若い細い子とも一緒に話す。終わった者同士、気持ちは一緒。こうなったら受かってさえくれれば、、という気持ち。

3人のうち、なんとわたしが先に呼ばれた。うーーーー。2人にさよならを言って試験官の後をついていくと、彼女はすぐに振り返り、手を差し出した。Congratulation! わーーーー良かったーーーー。


待っていた娘に謝りに謝る。なんでもするから許してーー。お腹が空いててたまらないだろうと思ったが、犬たちのことも心配だった。なので、とりあえず家へ一旦、帰る。犬たちに食餌をあげ、外へ出し(2頭ともすぐにpoopしてた!)、それからわたしは着替えて、娘のリクエストで韓国料理店へ。3時半という変な時間だったため、店内にお客はおらず、貸し切り状態。わたしは石焼きビビンバを、娘はいつものbulgogiを頼んで食べた。ビビンバは、いまいち。肉が少なかったのと、味がない。この前もキムチ炒飯を頼んでいまひとつだったのだが、どうも飯がメインのものは良くないのかも、と思う。次からは定食っぽいやつにしよう。

帰宅後、腹一杯のわたしは犬たちと軽く近場を散歩。本当はChurchコースにしたかったのだが、風邪が冷たくて指がちぎれそうで断念。途中で引き返して来た。時間も遅くなってしまったしね、許してくれ、犬たちよ。

夜はハンターXハンターの続きを見る。わたしがWikipediaであらすじを読んだと言うと娘は憤慨して、もう一緒には見ない、とか言ってたけど、なんとか許して貰った。途中、合格のお祝いにと白ワインを飲み始めたのだが、ハンター試験の最終試験のタイトルが、『合格!X失格?X試験終了』で、わたしもゴンの声を真似て言うと、娘が笑いに笑っていた。だって本当に試験終了だもんねーーー。


と、こういう嬉しい夜でした。









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