Tetsuro Watanabeのひとりごと

鳥取中部エリアのソウルフード、牛骨ラーメン。今回はその4弾。1960年ごろ創業というまさご屋さんの牛骨ラーメン。

 

倉吉本による分類、牛骨ラーメン直系の松月系、老舗系、進化系では老舗系。先代は戦艦大和の生還兵だったとか。

 

お味は淡麗さっぱり系。麺との相性は微妙なバランスだが、コッテリでない分何杯でもいけそうな、食後もたれることも絶対にない優しい味。チャーシューはしっかり煮込んだ旨味あふれるいいお味。

 

隣が厨房、店の前が一般道で直ぐ中には信号待ちの車が止まる頻度が高いが、それもなんとなくいい空気感。

 

倉吉本によると、半世紀も変わらない老舗系で、その味を守りながらご夫婦で切り盛りしているとも書かれていた。

 

地域に愛されているのが伝わってくるようなステキな店。ご馳走様でした。

車のナビで「ん？鳥取と岡山の県境付近にあるこの施設ってなんだろう？」と思い、その「人形峠環境技術センター(アトムサイエンス館)」に行ってみた。

(人形峠の名前の由来も興味深いが割愛)

 

人形峠付近、日本で初めてウラン露天の鉱床が偶然が重なったことで発見されたらしい。その歴史的な変遷、原発の仕組み、この鉱床の廃鉱までの流れが展示資料などで分かりやすく学べる施設。

 

中高生向けにウラン235の核分裂の仕組みなど詳しく理解できるような内容であるが、原子爆弾についての言及は少ない印象。施設の性質上難しいのかも知れないが、ちょっとモヤモヤ。

 

来月はもう8月。毎年終戦に関するTV番組などが流れ、また原子力について考えさせられる。

 

原発について是非を問う議論も非常に重要である。処理水や最終処分場の問題など、課題山積。原子力の安全性に関する研究は絶やすべきではない、、、などと思った7月下旬の暑い日。