車のナビで「ん?鳥取と岡山の県境付近にあるこの施設ってなんだろう?」と思い、その「人形峠環境技術センター(アトムサイエンス館)」に行ってみた。
(人形峠の名前の由来も興味深いが割愛)
人形峠付近、日本で初めてウラン露天の鉱床が偶然が重なったことで発見されたらしい。その歴史的な変遷、原発の仕組み、この鉱床の廃鉱までの流れが展示資料などで分かりやすく学べる施設。
中高生向けにウラン235の核分裂の仕組みなど詳しく理解できるような内容であるが、原子爆弾についての言及は少ない印象。施設の性質上難しいのかも知れないが、ちょっとモヤモヤ。
来月はもう8月。毎年終戦に関するTV番組などが流れ、また原子力について考えさせられる。
原発について是非を問う議論も非常に重要である。処理水や最終処分場の問題など、課題山積。原子力の安全性に関する研究は絶やすべきではない、、、などと思った7月下旬の暑い日。