30年使い込まれたダイニングチェア
12月
12日
1.朝からつまんない話にゲンナリする。不満いっぱい怒りすら、悪口は毒吐き日記に書いておこう。
2.「♪私がオバさんになっても~」にハマっている娘。「ママはもうオバさん!」とかいわないの。
3.ひとりのお風呂ものんびり1時間、ゆっくり湯につかって疲れをとる。そのうち30分は居眠りしてますけど。
4.この間図書館で借りてきた『あたし、パパとけっこんする!』っていう絵本。そういうふうにいわれてたこともあったけど…。
家具は使い込まれるほど風合いが増し、
キズだって味だし思い出のひとつ。
このKAKIのダイニングチェアは30年間ビアホールで使用され、
お店がクローズとなったときに生まれたところに戻ってきた古い椅子です。
長年過酷な条件で使われていてもこの通り、
色には経年変化が見られるものの無骨なデザインそのままに、
30年の酷使に耐えたいい顔をしています。
どんなに優れたデザインの椅子よりも、
使い込まれた椅子のほうがカッコいい。
ボクの第1号作品はKAKIのダイニングチェアをつくりたいと思っています。
KAKIの家具にはもとは白木でやけると赤味を帯びてくるベニマツがベストマッチだけれど、
入手困難なときは他の樹種でつくりますけん。
機械など使わず手工具で手加工でつくりますけん。
30年の保証はできませんが座っても壊れないようにはつくりますけん。
【今日のことば】
製造業が成功するのは、あくまでも新たな価値を創造することによってである。
工夫と汗の結晶”技術”によって、斬新な魅力的な製品をつくり出すことだ。
魅力的な価値を付加された商品であれば、たとえ高価格であっても、
消費者は価値を求めて買う。
山田日登志「現場変革、最強の経営 ムダとり」