No Title
6月
5日
一時期大きく報道されていた、ファイル共有ソフトによる個人情報流出問題ですが、結構こうやって書くのもタブー視される事かも知れませんが、私自身リアルタイムで確認していなかった事もあり、以前に起きた事件の中でも、大きめの事件を最近知り、かなり衝撃を受け、私なりに考えをまとめようとしていました。
その事件とは、上場している大きな会社の企業情報流出事件なのですが、企業名で検索すれば、2年を経た今でもその記事ばかりが表示されるという事実です。通常は企業にとってのマイナスイメージは、検索から除外してもらうように働きかけるものだと思うのですが、その会社は技術系ではありますがITではない為、無頓着なのかも知れません。気付いていない可能性もあります。
もうひとつの衝撃は、それら記事が、数字の付いたサイトを中心に行われた「祭り」記事であり、晒し者にされている事実です。記事を書いている人達は匿名で、世間に名前が知られる事はありません。また、ブログなどを開いて祭る者もおり、恐らくそのブログを登録する際の、自身の個人情報は架空のものなのでしょう。IPなどが知られる事はあると思いますが、自身にたどり着かないよう工夫を凝らしている可能性も高く、手口は悪質と考えられます。
それら記事に共通するのは、同じ考えを持った個人個人が集まり、特定の人または物を「悪」として、徹底的に叩いている事です。言い分は「世にそんな奴等をのさばらせて良いのか」。叩いている側は社会人か、ニートか、それは分かりませんが、本人達が匿名で罵っている事実は蚊帳の外で、叩かれているほうは不特定多数の匿名に対して、なす術がありません。
数字の付いたサイトの「元」管理人としては、サイトに責任はないとの事でしたが、こういった大きな事件が発生してしまうと、どうも許せない気持ちがあります。私自身、大学で彼の講義を受けた事がありますし、日本のトップ企業家の1人に数えられたという記事も見ました。しかしそんな事は問題ではなくて、善悪で見た時に、これはどうなのという感覚です。
こんな小さな国では、悪い噂もすぐに広まり、とても恐ろしいと感じます。「どんどん住みにくくなってきている」とは母の言ですが、技術革新は大切な事だと思いますが、住みにくい国にはなって欲しくないな、といったところです。
投稿日 2009-06-05 23:07
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2009-06-07 23:20
ワオ!と言っているユーザー