教育部会 2009年6月
6月
1日
補習校でのインフルエンザ対策
教育部会長 平沼敏彦 Mitsui & Co.(U.S.A.),Inc.
風薫る5月、シアトル名物の雨雲もどこかに消え、本当に爽やかな季節が到来しました。ところが4月末に端を発した新型インフルエンザ騒ぎは、補習校運営にも若干の影響が出てしまいました。補習校では児童・生徒の健康を第一に考え、5月第1週から、インフルエンザの症状が疑われる児童・生徒、及びインフルエンザが理由で休校になった現地校に通学している児童・生徒は、登校を控えるように全家庭に通達し、インフルエンザが理由で欠席した場合には、欠席日数としてカウントしないという措置を取りました。また5月9日の学校参観・懇談会も無期延期にしました。幸いにも、これまでのところ補習校の児童・生徒から感染者は出ておりません。日本では感染者数が350人を超えた(5月27日現在)と言って大変な騒ぎになっていますが、ここワシントン州では感染者数がすでに570名を超えているにも拘わらず(5月27日現在)比較的冷静さが保たれてるように感じられます。それでも用心をするに越したことはありませんので、今後も引き続き健康管理・衛生管理には学校、家庭、職場、それぞれで十分に気をつけていただきたいと思います。
シアトル日本語補習学校在籍者数(5月28日現在)
男子 女子 合計
幼稚園部 26 31 57
小学部 190 200 390
中学部 36 43 79
高等部 20 24 44
合計 272 298 570