なのにㅤに吹かれ去ってゆく街の かわいい我が子を想えば 揺れている草がさよならして そしてㅤに鳴る汽笛の響きを聞け 何を悲しむことがあろう 故郷は遠ざかるほどに近づいて きらきらㅤちよちよㅤ子の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤ己の姿 するとㅤに包まれ握った塩むすびの しなやかな妻の指にふれ 涙の沁みたしょっぱさは泣けて ならばㅤに抗う黒煙吐く激しさの 意気込みを青空に流せば 心に溶け込んでくる空を見て りんりんㅤぎゅぎゅㅤ妻の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤ己の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤしゅっぽっぽ しゅっぽㅤしゅっぽㅤしゅっぽっぽ
はい、では五時間目 音楽の授業は皆さんが 眠らないようにロックの勉強です まず、制服をロックな感じに はいはい、シャツは出して 髪はツンツン立て 腕を突きあげ はいはい、ここは教室ですから 指は立てないように では、今日は特別な先生がっ 僕の好きな先生の カモン、忌野清志郎っ!
母さんはいつもまん丸だ 太っているってことじゃない 四角い所を 丸く掃除するんじゃなくて 今日も仏さんを丸く彫っている そんな姿を見て近所の方が 窓越しに挨拶していくと 丸く笑っている 母さんはいつもまん丸だ
蕎麦食いねえ ずるずる ああ旨えなあ 役に立つ扇子だ ポンと相づちを打ち 竿になってあんたも釣れる ひろげれば羽 刀になって おぬし出来るな と言ってみたり まあ扇子ってのは 便利な道具さ 扇子使う センスがあればの話し なんだって この落語が落ちてないって お粗末様でした
ああ僕、てんとう虫 でんでん虫じゃなくてごめんね えっ、謝らなくてもいいって 僕の声が聞こえるんだね でも、紫陽花の色に紛れて 僕のこと見えないでしょ えっ、めちゃ見えているって それに黒いって そうか、僕は目が悪いから じゃあ、君の顔に隠れるよ ほら、君のほくろ えっ、擽ったいって
俺の過去と未来が今の詩になって 泣くよ笑うよ踊るよ タラッタ、カツカツ、コンコンコン ここでノリにのって、ほらっ 抵抗らを弾き飛ばし 激しく言葉は白に黒で跳ねるよ踊るよ タラッタ、カツカツ、コンコンコン ああ、もっともっとだ、もっと荒々しく タラッタ、カツカツ、コンコンコン
小学五年生の時 転校先で楽しみ会があった 土曜日に突然 その日、前の学校の友だち数名と オーメンの映画を見る約束をしていたが そっちへ行くことはできなかった 数ヶ月後、街のお祭りで オーメン派の友だちとばったり アメリカドッグについたケチャップを 思っ切り顔につけられた 確かに俺は謝っていなかった アーメン、オーメン……、ゴメン