なのにㅤに吹かれ去ってゆく街の かわいい我が子を想えば 揺れている草がさよならして そしてㅤに鳴る汽笛の響きを聞け 何を悲しむことがあろう 故郷は遠ざかるほどに近づいて きらきらㅤちよちよㅤ子の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤ己の姿 するとㅤに包まれ握った塩むすびの しなやかな妻の指にふれ 涙の沁みたしょっぱさは泣けて ならばㅤに抗う黒煙吐く激しさの 意気込みを青空に流せば 心に溶け込んでくる空を見て りんりんㅤぎゅぎゅㅤ妻の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤ己の姿 しゅっぽㅤしゅっぽㅤしゅっぽっぽ しゅっぽㅤしゅっぽㅤしゅっぽっぽ