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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2018年2月 iPhone 10年の軌跡

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2007年に初代iPhoneが登場し、10年余りが経ちました。
iPhoneに端を発したスマートフォンは、その後劇的に人々の生活を一変させました。
この四半世紀で最大の発明の一つと言っても良いと思います。
今回は、歴代iPhoneの実機をお見せしながら、
この10年のiPhoneの歩みを振り返り、社会に与えた影響を考察します。

講師:武藤秀毅(むとう ひでき)

プロフィール

:
毎年発売されるiPhoneを毎回発売初日に手に入れるだけでなく、
今でも全て保有しているiPhone ウォッチャー。
毎日コミュニケーションズ「Mac Fan」誌での記事執筆多数。


〔経歴〕

1986年 九州大学工学部電気工学科卒業

1986年 トヨタ自動車入社

1997年 トヨタ自動車テクニカルセンターに駐在員としてLAに赴任

1999年 トヨタ自動車退社、Vintage Computer Inc.を設立、CEO

まず始めに、今回のセミナーでも携帯電話をマナーモードにしてくださいと注意事項がアナウンスされましたが、必ず携帯電話が鳴ってしまう現象がどのセミナーでも見受けられます。それはなぜか?iPhoneのマナーモードの設定の仕方や電源をオフにするその方法がわからない方がいらっしゃるようです。
今日は、iPhoneについてのセミナーですので、そういったことも覚えて帰ってください。

iPhone 2007年に登場。
2017年発売の最新機種までに18機種が登場。

スマートフォンの定義ははっきりしていないが、いろいろなことができる電話とすると、最初のスマートフォン実はiPhoneではなかった。

Apple
1993年にメッセージパッドを発売。
これは、スケジュール管理やメモなどを直接画面に専用のペンで書き込み、それらデータをパソコンと同期ができるもの。

2001年 iPodが登場。 携帯Mp3プレイヤー (1000曲程度)
2007年 1/9発表、6月29日に発売開始で、iPhone登場。

初代iPhone
アルミ製
2G 通信 AT&Tのみ
電話とネットとiPod /4GB:$499, 8GB:$599
当時は携帯電話が見かけ上「無料」が普通の時代に、この値段は高く思われ、徐々に販売の勢いが弱まり、その影響で9/5に8GBを$399に値下げ

iPhone 3G
2008年
3G通信  AT&Tのみで2年契約 8GB:$99, 16GB:$199
ネットの利用も改善。GPS対応。 光沢樹脂製

iPhone 3GS 2009年
3GSのSはスピードのSで、スピードがアップしたという意味。 
3Mピクセルのカメラを搭載し、動画も撮影可能。

iPhone 4
2010年
2011年2月からはAT&Tに加えて、Verizonでも発売。
画質も向上。5Mピクセルのカメラを搭載し、ビデオもHD対応。
顔を見ながら通信可能なfacetimeを搭載。
iPhone 4S

2011年
従来6月頃に発売だった機種が秋に移行。
この機種から64GBが登場。 この機種発売を発表した翌日にSteve Jobsが他界。
Siriという音声認識ソフトが搭載。
この機種が販売されてからAT&T、Verizonに加え、 4大キャリアで発売開始。

iPhone 5
2012年
4G LTE通信。ネットが快適。
ディスプレイが3.5インチから4インチに拡大。

iPhone 5s, 5c
2013年
5s(アルミボディ )とその簡易版で5c(樹脂ボディ)が販売。
5sから64bit対応、5cは32bit のまま。
5sで指紋認証が登場。

iPhone 6、6Plus
2014年
6は4.7インチ、6Plusは5.5インチ 
Apple Pay(決済機能)対応。 
iPhone 6s、6sPlus

2015年
画面を強く押すことで新たな機能が追加できる3Dタッチが登場。
写真もシャッターを押す前後を記録するLiveフォトも登場

iPhone SE
2016年
外観サイズは5s、中身は6s
32GBと128GB

iPhone 7, 7 Plus
2016年
32GBと128GBに加えて、256GBが登場。
防水、防塵機能が追加。ヘッドフォン端子廃止。

iPhone 8, 8Plus
2017年
64GBと256GBの二種類。
ワイヤレス充電に対応。 Felica, Suicaにも対応。米国で購入のiPhoneでも登録をすれば日本でSuicaを使い、キャッシュレスで電車に乗ったり買い物可能。

iPhone X
2017年
10周年を記念モデル。全面ディスプレイ。
これまでのHome ボタンが廃止され、Face ID,顔認識機能を使用。
64GBが$999、256GBが$1,149

「iPhoneが葬ったもの」iPhoneが登場し、影が薄くなりつつあるもの

・デジタルカメラ ・ビデオカメラ ・時計 ・固定電話 ・新聞 ・地図帳 ・MP3(音楽)プレイヤー
・タクシー → Uber, Lift ・カーナビ  ・パソコン(頻度が減っている) ・CD,DVD ,本 →データダウンロード
・テレビ→動画サイト視聴 ・(現金の使用頻度)

スマホの闇 依存度

スマホ歩き、運転、複数人数での食事中にもスマホを全員が見ている状況もあり、
個人情報の流出、有害サイト、子どもへの影響など、問題も多々。
使用者、そして、メーカーにも課題がある。

今後発売が予想されるiPhoneに備えて、iPhone Xの使用方法

今年の秋以降登場する新型iPhoneは、全てiPhone Xのようにホームボタンがないタイプと言われています。ホームボタンがないので、基本のホーム画面に戻るためには、下部に出ている黒い線 (ライン)を上にスワイプ。
2ページ目以降のホーム画面やウィジェット画面を表示している場合、画面下からスワイプすることで、ホーム画面の1ページ目に素早く戻ることも可能です。

Face IDは画面を見ないとアンロックしてくれない。よって、寝顔ではロック解除はできない。
帽子やメガネは影響されない。 
形が変わっていなければ大丈夫。濃いメークでも形が変形していなければ大丈夫。

弱点:双子は誤認識してしまう。サングラス、マスクは認識しません。

ポートレートモードで自撮りが可能。被写体にピントを合わせ、周りやバックをぼかすことが可能。
この機能はiPhone Xからです。

ハサミとスマホは使いよう。
スマホに使われてしまうと頭を使わなくなります。現代、自宅の電話番号さえ、覚えているか疑問です。
しかし、子供達は小さな頃からスマホを操作でき、自分たちでプログラミングをする時代。
そんな時代に伴い、メーカーも含め、利用者も色々と考えつつ、
上手にスマホを利用できるように心がけたいですね。
#2018年セミナー

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