2018年7月「人生100年時代、人生の後半が楽しくなる脳習慣」
タイトル:「人生100年時代、人生の後半が楽しくなる脳習慣」
「脳は歳をとると衰える」が長い間の常識だった。しかし、脳は二十歳を過ぎても成長を止めず、一生成長を続けることがわかってきた。脳には番地があり、脳番地ごとに、経験し、成長していく。もし脳の中に病気の脳番地があったとしても、病気以外の脳番地は健常な脳番地であり、元気な脳番地を使い続けることで、生涯、脳の形が個性的に成長していきます。人生の前半にどんなに成功しても、まだ人生は半分あります。人生前半の失敗と成功にとらわれることなく、人生100年時代の後半がもっと楽しくなる生き方、日々、脳が健康になる脳習慣についてわかりやすく講演いただきます。
講師:加藤 俊徳(かとう・としのり)
1961年 脳内科医、医学博士、加藤プラチナクリニック院長。
昭和大学客員教授。
14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意。
1991年 現在、世界700カ所以上で脳研究に使用される脳活動計測
fNIRS(エフニルス)法を発見。
1995年から2001年まで米国ミネソタ大学でアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。
発達障害の脳の原因、海馬回旋遅滞症を発見。
帰国後、慶應義塾大学、東京大学での研究を経て、
2006年、株式会社「脳の学校」を創業。代表を務めていらっしゃいます。
脳力診断法の開発や交通安全対策のための脳研究を推進。
2013年、加藤プラチナクリニックを開設。
MRI脳画像を用いて1万人以上の人を診断・治療。
発達障害や認知症などの脳が成長するための脳医療を実践。
脳トレ処方も行う。
著書『脳の強化書』(あさ出版)、
『夢をかなえる10歳からの脳番地トレーニング』(文渓堂)、
『脳を強化したければ、ラジオを聴きなさい』(宝島社)
『定年後が楽しくなる脳習慣』(潮新書)
『50歳を超えても脳が若返る生き方』 (講談社+α新書)など多数。
加藤プラチナクリニック http://www.nobanchi.com
(株)脳の学校 http://www.nonogakko.com/
******************************************
今回でSBMSでは4回目の講演になります。
人生は100年の時代、人生が長くなりました。
ソフトバンクが開発したペッパー君が行う脳トレアプリ、ペッパーブレインは加藤先生が10年前に発明した「脳番地システム」で動いています。
新潟県生まれ
歳を重ねたら、自然と交わることが大切。人工物は揺らぎが足りない。
揺らぎとは変化、その変化が人には必要なのです。
その変化を与えてくれるのが、自然なのです。
小学校2年の時、教科書が落ち着いて読めませんでした。
当時、学校でも担任の先生から心配されていることを母親が聞き、自分でも焦りを感じ、
なんでもいいから1位になるぞと決め、トレーニングを開始。
その結果、筋骨隆々な身体を手に入れたのですが、中学3年の時、脳だけ鍛えていないことに気づいた。
脳を強くするためには、脳に貯金を作ること!
脳に貯金するためには、社会から孤立しないこと。
地位などではなく、友達がいたり、仲間がいるなど、社会的に孤立しないこと。
アルツハイマー病は予防するしかないのです。
アルツハイマー病が完治した人はいません。世界中に誰もいません。
心臓病やガンは完治できても、認知症は完治ができないので、予防するしかないのです。
一生成長する3つの方法
1:脳はいくつになっても成長します。
2:80歳になっても、90歳になっても成長します。
そして、欲を持ち、毎日、食事と睡眠を自分で気をつける
3:毎日、自分の脳を喜ばせる
頭が良いことは100年持ちません。
ただ、長く教育を受けたほうがボケないと言われています。
イタリアのシスターで、文字が読める人と読めない人では、読める人の方がボケにくい。
2004年 老化に挑むというNHKスペシャル(加藤先生が監修)
103歳のミサワタキさんは、93歳の時に初めて俳句を習い、
講談社から103歳で俳句集を出版。
60代の娘さんと一緒に住みながら、二人で俳句を楽しんでいらっしゃいます。
北海道富良野にお住まいの102歳のオオミヤショウヘイさん
100m走で新記録を達成。
しかし、90代の時は寝たきりの生活をされていました。
ショウチさん 韓国語・中国語を話し、100歳から5年間、毎年世界旅行。
そして、105歳でギネスブック。
100歳になっても人生豊かに暮らせるということを、この番組で痛感し、
さらに研究を進めてきました。
健康であるためには、両手、両足を使うことが大切です。
右利きの人は右脳がMRI脳画像で診断するとスカスカ。
右手を使うためには、左の脳を使います。
左手はその反対。
両効きの人は両方の脳を使っている。
通常私は人の脳を鑑定し、経営アドバイスや脳トレの紹介などをしています。
トレーニング方法。
1:新聞を用意してください。
見開きの一枚を半分に切って、1枚づつを両手にもち、手だけで丸めていく。
同時に行う。
2:それを片手で投げて取る。取れますか? この掴むことが大切。
3:できなくてもやってみてください。
できない、掴めないと思う人は、目を離してしまっているからです。
しっかりと投げたものを見続けて入れば掴めます。
眼球運動がしっかりと出来ていないことが取れない、掴めない理由です。
4:2つの丸めたものをお手玉のように、投げ上げて、逆の手で掴む。
またその逆の手で投げて、その逆の手で掴む。
5:上記4を足踏みしながらやり続ける。
こうして、目を動かしながらの運動を繰り返して見てください。
また、午前中に脳を覚醒してください。
脳みそのクリアに働く時間を午前中に!
両手、両足を使うこと。これが大切。
脳が一番重いのは、年齢的に、女性は16歳、男は18歳
この年齢までに脳の形はどんどん変わって行きます。
そして、その後は脳の中身が成長しています。
脳は1歳を過ぎると、どんどん細胞が減って行きます。
何歳でも、使っても使いきれないほどたくさんの未成熟の潜在能力細胞があるのです。
一人一人、細胞を全て使い切るまでには人生が短すぎるのです。
脳は、経験をベースにしているので、他人のものと入れ替えることはできません。
オンリーワンです。
脳は経験して形を変え、一生成長する期間。
人間の脳は経験をもとにしています。
そして、脳みそはその経験をもとに成長しています。
50歳前後から何もしないと、老化のベクトルが強くなります。
アルツハイマー病の進行などは20年くらいのペースで進みます。
頭をぶつけただけで、10年後、認知症になることもあります。
各スポーツなどや事故などで頭に打撃を受けると、ゆっくりと認知症に進む場合もあります。
認知症の予防は「遅過ぎることはない、早過ぎることはない」と言われています。
ある人の例。
80歳でドラムを始め、1年間で脳が成長。
認知症、
アルツハイマー病になると、海馬が萎縮します。
認知症の65%がアルツハイマー病。
認知症になってもすぐに鬼籍に入らず、介護の時間が長いのが日本人。
白人は認知症になってから他界するまでの時間が日本人に比べて早い。
認知症の初期というのは、MRI脳画像ではほとんどわかりません。
運動しない時間が長いと思考系も衰えます。
では、アルツハイマー、認知症にならないためには、
40歳の行動力を継続する。
脳は、脳番地ごとに強化できます。
思考、伝達、理解、聴覚、視覚、感情、記憶、運動、
これらの脳番地の1箇所だけを使うのではなく、満遍なく使うこと。
認知症は聴く能力が特に大切。
人の話を聞くのが難しくなったら危険です。
語尾の最後まで人の話は聞くようにしましょう。
朝起きたら、骨折には気をつけてほしいのですが、
両手両足を使うことをしましょう。
そして、欲を持ちましょう。そして、食事と睡眠を自分で気をつける。
夜9時に寝れば脳が健康になります。
睡眠:サーカディアンイズム
メラトニンなど脳内の分泌物が最も出るのは夜9時から朝3時まで
夜間勤務は体調を崩しやすい。
徹夜をしてしまうと、注意が散漫になってしまい、楽しい気持ちや人の喜怒哀楽も感じにくく、
感情が鈍感になってしまいます。
一日の睡眠時間が5時間以下だと自殺率も高まります
6時間以下、鬱になりやすい。また9時間以上寝るという寝すぎの人も鬱になりやすいです。
韓国、日本などは睡眠時間の平均が減っています。
米国など他の国は睡眠時間の減りはす小さい。
1963年 100歳以上 153人。
2017年100歳以上 6万7824人 (女性87%、男性13%)
認知症が世界的に増えると言われている年齢は、78歳。
認知症は20年程度をかけて進展して行きます。
海馬に沈着がなければ、症状は出ません。
なぜ女性が男性が比べて長生きかというと、女性の家事力ではないでしょうか?
さらに、女性は男性に比べて欲張り、好奇心旺盛。
男性は50歳を過ぎて欲が減っていくのが普通。男性はもっと欲を出してください。
成長するのう。
結婚していない肥満体の男性 認知症の発症率が非常に高いと言われています。
BMIが30以上
肥満は思考力低下につながる
女性のボケ方
今タバコ吸っている人は4倍以上
中高年の高コレステロール
糖尿病
エストロゲン低下(色気が認知症の予防につながる)
代謝が悪い。甲状腺の働きが低いとボケやすい
物忘れの人
プラズマローゲンやDHA、DPAなどをとってください。
脳の中には老廃物が溜まって行きます。この老廃物を正しい食事で貯めないようにしましょう。
我慢できない人
コーラ、アルコールなどの刺激物に物質依存しやすい
睡眠時間は長くても短くてもダメ
日中に光が足りないと眠りに影響する
運動不足は睡眠時間が浅くなる
食事の時間は大事。
寝る前のスマホはダメ。メラトニンの抑制に影響。眠りが浅くなる原因になります。
一週間睡眠健康チェック
生死を分ける42時間。
1週間の睡眠時間の合計
0時すぎに就寝 週に何日
6時間以下 週に何日
子供が昼寝をするとIQが上がると言われています。
大人は午後3時前の昼寝としてください。
ちゃんと眠れる、規則正しい生活をしていると能力が上がってくると言われています。
自分の脳を喜ばせる。
マンネリ生活をしてしまうとマンネリ脳になってしまいます。
新しい挑戦でマンネリ脳にならない。
幼い頃成績がいいと、頭の中にいろんな知識があり、大人になるとすでに知っている情報が多いので、脳を使わなくなる。
面倒と思ってやらないとボケの始まり。
面倒と思っても、それをやり続けると、ボケにくい。
50歳以降は、自分の中でちょっとだけ能力を高め続けることが大切。
視覚系を使わないこともダメ。
良いものをワクワクしながら見ることも大切。
私最近ボケてきたなと思った方は、若い頃の写真を集めて、写真集を作ってみてください。
さらに、50歳以降の写真集を作ってみてください。
認知症の方でもこの写真集を作ってもらうと、検査の結果が以前よりもよくなります。
昔歌った校歌や昔流行った曲などを歌うことも効果的。
マンネリチェック
睡眠時間6時間以下
面倒と思うことが多い
午前中、眠い日がある
3年以内に実施した夢がない
一年以上旅行にでかけていない
カラオケの持ち歌が増えていない
定期的にやるスポーツがない
スマホが近くにないと不安
コンビニ弁当が週3日以上
大人のADHDは20人に一人と言われています。
人生は2度あります。
目を閉じて、人生で楽しかった思い出を3つ、思い出してください。
その思い出が50歳以降の新しい楽しい思い出をどんどん増やして行きましょう。
人生は50歳からの思い出で決まります。
まず幼い頃の思い出のアルバムを作りましょう。みましょう。
脳を鍛えるためにいいこと。
1:脳ドリル
2:夕日をみる
3:間違い探し
私は日本人が最強の脳を持っていると思っています。
幻冬社から「日本人が最強の脳を持っている」という本も出版しました。
他の国の人が真似できない、感謝、思いやり、礼節、道徳心の向上
これが日本人の素晴らしさです。
ロサンゼルスの皆さん、頑張ろう!
(最新刊『50歳を超えても脳が若返る生き方』 (講談社+α新書)を参照)
「脳は歳をとると衰える」が長い間の常識だった。しかし、脳は二十歳を過ぎても成長を止めず、一生成長を続けることがわかってきた。脳には番地があり、脳番地ごとに、経験し、成長していく。もし脳の中に病気の脳番地があったとしても、病気以外の脳番地は健常な脳番地であり、元気な脳番地を使い続けることで、生涯、脳の形が個性的に成長していきます。人生の前半にどんなに成功しても、まだ人生は半分あります。人生前半の失敗と成功にとらわれることなく、人生100年時代の後半がもっと楽しくなる生き方、日々、脳が健康になる脳習慣についてわかりやすく講演いただきます。
講師:加藤 俊徳(かとう・としのり)
1961年 脳内科医、医学博士、加藤プラチナクリニック院長。
昭和大学客員教授。
14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意。
1991年 現在、世界700カ所以上で脳研究に使用される脳活動計測
fNIRS(エフニルス)法を発見。
1995年から2001年まで米国ミネソタ大学でアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。
発達障害の脳の原因、海馬回旋遅滞症を発見。
帰国後、慶應義塾大学、東京大学での研究を経て、
2006年、株式会社「脳の学校」を創業。代表を務めていらっしゃいます。
脳力診断法の開発や交通安全対策のための脳研究を推進。
2013年、加藤プラチナクリニックを開設。
MRI脳画像を用いて1万人以上の人を診断・治療。
発達障害や認知症などの脳が成長するための脳医療を実践。
脳トレ処方も行う。
著書『脳の強化書』(あさ出版)、
『夢をかなえる10歳からの脳番地トレーニング』(文渓堂)、
『脳を強化したければ、ラジオを聴きなさい』(宝島社)
『定年後が楽しくなる脳習慣』(潮新書)
『50歳を超えても脳が若返る生き方』 (講談社+α新書)など多数。
加藤プラチナクリニック http://www.nobanchi.com
(株)脳の学校 http://www.nonogakko.com/
******************************************
今回でSBMSでは4回目の講演になります。
人生は100年の時代、人生が長くなりました。
ソフトバンクが開発したペッパー君が行う脳トレアプリ、ペッパーブレインは加藤先生が10年前に発明した「脳番地システム」で動いています。
新潟県生まれ
歳を重ねたら、自然と交わることが大切。人工物は揺らぎが足りない。
揺らぎとは変化、その変化が人には必要なのです。
その変化を与えてくれるのが、自然なのです。
小学校2年の時、教科書が落ち着いて読めませんでした。
当時、学校でも担任の先生から心配されていることを母親が聞き、自分でも焦りを感じ、
なんでもいいから1位になるぞと決め、トレーニングを開始。
その結果、筋骨隆々な身体を手に入れたのですが、中学3年の時、脳だけ鍛えていないことに気づいた。
脳を強くするためには、脳に貯金を作ること!
脳に貯金するためには、社会から孤立しないこと。
地位などではなく、友達がいたり、仲間がいるなど、社会的に孤立しないこと。
アルツハイマー病は予防するしかないのです。
アルツハイマー病が完治した人はいません。世界中に誰もいません。
心臓病やガンは完治できても、認知症は完治ができないので、予防するしかないのです。
一生成長する3つの方法
1:脳はいくつになっても成長します。
2:80歳になっても、90歳になっても成長します。
そして、欲を持ち、毎日、食事と睡眠を自分で気をつける
3:毎日、自分の脳を喜ばせる
頭が良いことは100年持ちません。
ただ、長く教育を受けたほうがボケないと言われています。
イタリアのシスターで、文字が読める人と読めない人では、読める人の方がボケにくい。
2004年 老化に挑むというNHKスペシャル(加藤先生が監修)
103歳のミサワタキさんは、93歳の時に初めて俳句を習い、
講談社から103歳で俳句集を出版。
60代の娘さんと一緒に住みながら、二人で俳句を楽しんでいらっしゃいます。
北海道富良野にお住まいの102歳のオオミヤショウヘイさん
100m走で新記録を達成。
しかし、90代の時は寝たきりの生活をされていました。
ショウチさん 韓国語・中国語を話し、100歳から5年間、毎年世界旅行。
そして、105歳でギネスブック。
100歳になっても人生豊かに暮らせるということを、この番組で痛感し、
さらに研究を進めてきました。
健康であるためには、両手、両足を使うことが大切です。
右利きの人は右脳がMRI脳画像で診断するとスカスカ。
右手を使うためには、左の脳を使います。
左手はその反対。
両効きの人は両方の脳を使っている。
通常私は人の脳を鑑定し、経営アドバイスや脳トレの紹介などをしています。
トレーニング方法。
1:新聞を用意してください。
見開きの一枚を半分に切って、1枚づつを両手にもち、手だけで丸めていく。
同時に行う。
2:それを片手で投げて取る。取れますか? この掴むことが大切。
3:できなくてもやってみてください。
できない、掴めないと思う人は、目を離してしまっているからです。
しっかりと投げたものを見続けて入れば掴めます。
眼球運動がしっかりと出来ていないことが取れない、掴めない理由です。
4:2つの丸めたものをお手玉のように、投げ上げて、逆の手で掴む。
またその逆の手で投げて、その逆の手で掴む。
5:上記4を足踏みしながらやり続ける。
こうして、目を動かしながらの運動を繰り返して見てください。
また、午前中に脳を覚醒してください。
脳みそのクリアに働く時間を午前中に!
両手、両足を使うこと。これが大切。
脳が一番重いのは、年齢的に、女性は16歳、男は18歳
この年齢までに脳の形はどんどん変わって行きます。
そして、その後は脳の中身が成長しています。
脳は1歳を過ぎると、どんどん細胞が減って行きます。
何歳でも、使っても使いきれないほどたくさんの未成熟の潜在能力細胞があるのです。
一人一人、細胞を全て使い切るまでには人生が短すぎるのです。
脳は、経験をベースにしているので、他人のものと入れ替えることはできません。
オンリーワンです。
脳は経験して形を変え、一生成長する期間。
人間の脳は経験をもとにしています。
そして、脳みそはその経験をもとに成長しています。
50歳前後から何もしないと、老化のベクトルが強くなります。
アルツハイマー病の進行などは20年くらいのペースで進みます。
頭をぶつけただけで、10年後、認知症になることもあります。
各スポーツなどや事故などで頭に打撃を受けると、ゆっくりと認知症に進む場合もあります。
認知症の予防は「遅過ぎることはない、早過ぎることはない」と言われています。
ある人の例。
80歳でドラムを始め、1年間で脳が成長。
認知症、
アルツハイマー病になると、海馬が萎縮します。
認知症の65%がアルツハイマー病。
認知症になってもすぐに鬼籍に入らず、介護の時間が長いのが日本人。
白人は認知症になってから他界するまでの時間が日本人に比べて早い。
認知症の初期というのは、MRI脳画像ではほとんどわかりません。
運動しない時間が長いと思考系も衰えます。
では、アルツハイマー、認知症にならないためには、
40歳の行動力を継続する。
脳は、脳番地ごとに強化できます。
思考、伝達、理解、聴覚、視覚、感情、記憶、運動、
これらの脳番地の1箇所だけを使うのではなく、満遍なく使うこと。
認知症は聴く能力が特に大切。
人の話を聞くのが難しくなったら危険です。
語尾の最後まで人の話は聞くようにしましょう。
朝起きたら、骨折には気をつけてほしいのですが、
両手両足を使うことをしましょう。
そして、欲を持ちましょう。そして、食事と睡眠を自分で気をつける。
夜9時に寝れば脳が健康になります。
睡眠:サーカディアンイズム
メラトニンなど脳内の分泌物が最も出るのは夜9時から朝3時まで
夜間勤務は体調を崩しやすい。
徹夜をしてしまうと、注意が散漫になってしまい、楽しい気持ちや人の喜怒哀楽も感じにくく、
感情が鈍感になってしまいます。
一日の睡眠時間が5時間以下だと自殺率も高まります
6時間以下、鬱になりやすい。また9時間以上寝るという寝すぎの人も鬱になりやすいです。
韓国、日本などは睡眠時間の平均が減っています。
米国など他の国は睡眠時間の減りはす小さい。
1963年 100歳以上 153人。
2017年100歳以上 6万7824人 (女性87%、男性13%)
認知症が世界的に増えると言われている年齢は、78歳。
認知症は20年程度をかけて進展して行きます。
海馬に沈着がなければ、症状は出ません。
なぜ女性が男性が比べて長生きかというと、女性の家事力ではないでしょうか?
さらに、女性は男性に比べて欲張り、好奇心旺盛。
男性は50歳を過ぎて欲が減っていくのが普通。男性はもっと欲を出してください。
成長するのう。
結婚していない肥満体の男性 認知症の発症率が非常に高いと言われています。
BMIが30以上
肥満は思考力低下につながる
女性のボケ方
今タバコ吸っている人は4倍以上
中高年の高コレステロール
糖尿病
エストロゲン低下(色気が認知症の予防につながる)
代謝が悪い。甲状腺の働きが低いとボケやすい
物忘れの人
プラズマローゲンやDHA、DPAなどをとってください。
脳の中には老廃物が溜まって行きます。この老廃物を正しい食事で貯めないようにしましょう。
我慢できない人
コーラ、アルコールなどの刺激物に物質依存しやすい
睡眠時間は長くても短くてもダメ
日中に光が足りないと眠りに影響する
運動不足は睡眠時間が浅くなる
食事の時間は大事。
寝る前のスマホはダメ。メラトニンの抑制に影響。眠りが浅くなる原因になります。
一週間睡眠健康チェック
生死を分ける42時間。
1週間の睡眠時間の合計
0時すぎに就寝 週に何日
6時間以下 週に何日
子供が昼寝をするとIQが上がると言われています。
大人は午後3時前の昼寝としてください。
ちゃんと眠れる、規則正しい生活をしていると能力が上がってくると言われています。
自分の脳を喜ばせる。
マンネリ生活をしてしまうとマンネリ脳になってしまいます。
新しい挑戦でマンネリ脳にならない。
幼い頃成績がいいと、頭の中にいろんな知識があり、大人になるとすでに知っている情報が多いので、脳を使わなくなる。
面倒と思ってやらないとボケの始まり。
面倒と思っても、それをやり続けると、ボケにくい。
50歳以降は、自分の中でちょっとだけ能力を高め続けることが大切。
視覚系を使わないこともダメ。
良いものをワクワクしながら見ることも大切。
私最近ボケてきたなと思った方は、若い頃の写真を集めて、写真集を作ってみてください。
さらに、50歳以降の写真集を作ってみてください。
認知症の方でもこの写真集を作ってもらうと、検査の結果が以前よりもよくなります。
昔歌った校歌や昔流行った曲などを歌うことも効果的。
マンネリチェック
睡眠時間6時間以下
面倒と思うことが多い
午前中、眠い日がある
3年以内に実施した夢がない
一年以上旅行にでかけていない
カラオケの持ち歌が増えていない
定期的にやるスポーツがない
スマホが近くにないと不安
コンビニ弁当が週3日以上
大人のADHDは20人に一人と言われています。
人生は2度あります。
目を閉じて、人生で楽しかった思い出を3つ、思い出してください。
その思い出が50歳以降の新しい楽しい思い出をどんどん増やして行きましょう。
人生は50歳からの思い出で決まります。
まず幼い頃の思い出のアルバムを作りましょう。みましょう。
脳を鍛えるためにいいこと。
1:脳ドリル
2:夕日をみる
3:間違い探し
私は日本人が最強の脳を持っていると思っています。
幻冬社から「日本人が最強の脳を持っている」という本も出版しました。
他の国の人が真似できない、感謝、思いやり、礼節、道徳心の向上
これが日本人の素晴らしさです。
ロサンゼルスの皆さん、頑張ろう!
(最新刊『50歳を超えても脳が若返る生き方』 (講談社+α新書)を参照)