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サウスベイ マネジメント セミナー( Southbay management seminar )は月一回のセミナーを中心に勉強し、時々に親睦をする、乃ち「よく学び、よく交友する」そのような会です。

2004年度 11月 - 投票日直前、大統領選挙のゆくえとその後について語る

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2004年度 11月 - 投票...
講師 加賀崎雅子氏
講師紹介と略歴
「この11月2日、いよいよ第44代アメリカ合衆国大統領選挙の 一般投票が行われます。その日は事実上“世界で最も強大な権力を持つ”男が決まる日であります。
そこで次回のセミナーは日程を変更し、11月1日(月)の投票日前日にブリッジUSA編集長の加賀崎雅子氏を迎え「投票日直前、大統領選挙のゆくえとそ の後について語る」と題してお話しを伺いたいと思います。はたして次期大統領はブッシュかケリーいずれか?その結果アメリカはどうなるのか?日米関係は どうなるのか?等について熱く語っていただきたいと思います。ふるって御参加下さい。


〔加賀崎雅子氏プロフィール〕(ご本人の原文のまま)
親の転勤で小学校を名古屋、中・高校を札幌で育つ。聖心女子小等部⇒中等部⇒大学卒と、完全無欠の女子校育ち。1986年渡米しネバダ大学へ留学。修学 後、ネバダでギャンブラーとして生きていく素質も勇気もなかったので、ロサンゼルスの日系の新聞社に二年半勤務。その後、独立・起業したものの、根本的な経営能力に 欠けていたためあっという間に倒産。92年から現職のブリッジUSAの編集長。94年からブリッジUSAラジオのニュースディレクター。日系記者クラブ会長。


紹介者 能智氏
講義内容
大統領選挙のある年の10月は、偉いアナリストは講演を引き受けないという。
でも自分はチャレンジャーとしてお話ししたい。
*今回の選挙の特徴は共和党か民主党か、ブッシュかケリーか、ではなくブッシュか反ブッシュかの戦いという所にある。
*アメリカの有権者は好感度で投票する傾向がある。西部や南部では反エリート主義というのがあって、エリート的ではない事が好まれる。
ケリーさんはウィンドサーフィン、サッカーを好み、フランス語に堪能。ブッシュさんは野球と畑仕事が好きでスペイン語(ただしテキサス風)を話す。
遊説先の会場ではケリー陣営はブルース・スプリングスティーンの音楽を流す。
それに対してブッシュ陣営はベタなカントリーを流す。これはブッシュ陣営の選挙参謀カールローブの作戦である。
本来は貧困層の味方である民主党の候補者がインテリで、共和党候補が庶民的というイメージをつくっている。
*カンサスは平均的な普通のアメリカ人が住む所と云われている。従ってマーケティングに利用される所でもある。
そこで何が起きているか。それはもはや貧困層が民主党支持ではない、という事。
同時に共和党の中の共和党と呼ばれている人達の反ブッシュ発言という反乱もある。
そのように支持者の逆転、クロス現象が起きている。
*海外では、イギリス、フランスで反ブッシュの風潮が強い。アメリフォビアと呼ばれる、アメリカを畏敬の念でみる人々が、この4年で消えてしまった。
ロシアはプーチンがブッシュと気が合うということで、ブッシュ支持。イスラエルもブッシュ支持である。サウジ、パレスチナは一応ケリー支持であるが、
どっちもどっちと思ってる。
*日本政府はブッシュ支持であるが、日米関係は両候補いずれが勝利しても変化なし。現在日米間に特に懸案事項はない。というよりもアメリカは中国の方に
関心がある。
*どちらが勝利するか、接戦の中、色々な意味(開票が正しく行われるかどうか?)で有利な現職のブッシュではないか。
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