昨日はご多忙中にもかかわらず、私ども「サウスベイ経営セミナー」のため、講師としておいでいただき、貴重な講演をありがとうございました。
米英によるイラク攻撃が軍事的にひとつの節目を迎えたこの日に、日本の歴史、特に「徳川15代にわたる260年の歴史に焦点をあてたお話はタイミングも良く、現状と重ね合わせながら興味深く拝聴いたしました。
初代家康のカリスマ体制から次第に組織としての幕藩体制を確立し、260年余りにわたって継続した理由、しかしそれでもそれが代を重ねるにしたがって財政悪化、内部矛盾、外国からの圧力などにより長期体制にも限界を生じ、遂には大政奉還にいたる経過・メカニズムについて、徳川15代にわたって詳細に解説いただき、私たちが見逃していた数多くの要点について再認識いたしました。また、これら体制の成長・崩壊過程は洋の東西にかかわらず、歴史の必然であることにも気付かされました。
配布いただいた「徳川15代の年号、主要出来事ほか」要点をまとめたメモは私たちにとって利用価値のある貴重な資料です。
今回は時間の関係で「徳川時代」に限定されましたが、また機会を作っていただき、更に幅広く奥深い歴史検証にまで発展させ、お話いただければ幸いです。
戦争を知らない世代が多い私たち日本人にとって、戦争とは、平和とはを考え、また歴史認識の必要性について知る良い機会を与えていただいたことに厚くお礼申し上げます。
どうも誠に有り難うございました。
サウスベイ経営セミナー
会 長 :井 出 英 雄
セミナー委員長(代行):河 合 将 介