【テレビ埼玉・動画】出征した男性の日章旗を遺族に返還 川越市/埼玉県/Returned the Japanese flag of a man who went to war to his bereaved family Kawagoe City / Saitama Prefecture
12月
25日
太平洋戦争で出征し、沖縄で戦死した男性に贈られた日章旗が、23日、川越市の遺族のもとに返還されました。
23日行われた返還式には、川越市に住む塩川孝さん、弘子さん夫妻と、川越市遺族会の会員が出席しました。 日章旗は、戦没者の遺品の返還活動に取り組むアメリカの非営利組織、「OBONソサエティ」を通じて、提供されました。
日本遺族会を通じて、川越市遺族会が調査したところ、孝さんの叔父にあたる塩川弘司さんが戦地に向かう際に、親族や友人から贈られた日章旗と分かったということです。 孝さんによりますと、弘司さんは1944年1月に出征しましたが、翌年の6月に沖縄で戦死しています。
日章旗は、アメリカ軍の兵士が持ち帰り、これまで親族が大切に保管していたということです。
孝さんたちは、日章旗に書かれた親族の名前を見つけ、感慨深そうに旗を眺めていました。