【動画】RCC中国放送/旧日本兵の日章旗がアメリカから遺族のもとへ「遺骨の代わりに帰ってきた」 77年ぶりの帰国…(Former Japanese Soldier's Japanese Flag Returns from U.S. to Family "in …)
12月
6日



日章旗は、アメリカ軍の元海兵隊員、リチャード・ジョンソンさんの家族が保管していました。受け取ったのは、憲登さんの妹・広田系子さんと、甥の明鎮俊成さんです。

一方、アメリカ軍などにとって日章旗は、敵軍のシンボル。当時は戦利品としての人気が高く、戦地から持ち帰ったものが今も世界中に残されたままだといいます。

「父から日章旗のことを聞いたことはありませんでした。他のものと一緒に自宅に保管されていて、戦争体験について多くを語らない人でした」

明鎮俊成さん
「(初めて連絡が来たときは)びっくりした」
激戦地・ペリリュー島で戦死した憲登さんは、遺骨すら日本に帰ることはありませんでした。
明鎮俊成さん「遺骨の代わりに形あるものが帰ってきた」

広田系子さん
「6歳の時です、わたしが。一日、帰ってきたことがあるんです。あれだけ覚えている」
― 77年ぶりにお兄さんの遺品が帰ってきましたが、お兄さんは帰ってきたかったと思いますか?
「ええ、そう思います」

「遺族に日章旗を返還することができて幸せです。日章旗は御霊の象徴だとも聞きました。故郷に返すことができて感激しています」

「遺骨の代わりに帰ってきた」 77年ぶりの帰国…
【動画】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/222299?display=1