アーロン・ロジャースが31チームに勝った!
9月
27日
その中では、NFLグリーンベイ・パッカーズ(以下、GB)のQuaterback(以下、QB)のアーロン・ロジャースが自チーム以外の31チーム中CINにだけ勝ってないとかOTが現在8連敗中とか書いておったのですが、試合結果はまさかの「OT勝ち」。
試合中にジェロニモ・アリソンが良いプレーをした時に...
なはちゃん a.k.a. なはとむじーく@nachtmusik
よし、アリソン、ラッキーマンだ。使え使え使えーー。
posted at 2017/09/25 07:35:20
とTwitterで呟いていたら、OTで72ヤードのレシーブ!!
予言とまでは思いませんが、不思議な感覚を覚えた試合でした。
さてさて...
ロジャースが自チーム以外の31チームに勝利しました。
1チームに所属して残りチームに全勝したのはNFL史上6人目だということです。
うち、ブレット・ファーヴとペイトン・マニングは移籍に伴い、以前の所属チームにも勝ち、32チームから勝利してます。
ジョン・エルウェイ(DEN)
#対象チームは1チーム少ない30チーム
ブレット・ファーヴ(GB, NYJ, MIN)
ペイトン・マニング(IND, DEN)
トム・ブレイディ(NE)
ベン・ロスリスバーガー(PIT)
アーロン・ロジャース(GB)
現在の対戦カード決定方法からすると他のカンファレンスチームとは4年に1度しか対戦しませんので、長く先発を張ってないと達成できない記録ですし、NFL史上6人目ということからもその難しさがわかります。
調べて驚いたのは、ドリュー・ブリーズ(NO)が31チームから勝利していることです。
Quarterback Wins | Pro-Football-Reference.com
SDに5年、NOに12年在籍しており、ほぼすべてで先発を任されておりますが、なぜかBALには勝っておらず4戦4敗です。
2003 WEEK3 BAL@SD
2006 WEEK8 BAL@NO
2010 WEEK10 NO@BAL
2014 WEEK12 BAL@NO
来年はカードが組まれる予定ですが、ブリーズは全チーム勝利の快挙を成し遂げることができるでしょうか?
上のページを見ると、移籍を含めて現役中の全チームに勝利したQBには、上記のファーヴとマニング以外に「ジョー・モンタナ」と「フランク・ターケントン」がいますね。
ブリーズねたをもう1つ。
上記のページからのリンクがあるQBの負けチームの記録ページ Quarterback Losses | Pro-Football-Reference.com を見ますと、LAC/SD(古巣)とNO(現所属チーム)以外には負けたことがあるようですね。移籍でもしない限り、全チームに敗北という記録は達成できないですね。
リストを眺めておりましたが、カーソン・パーマー(ARZ)なら全敗の可能性があります。負けたことないのはCHIとWASでして、今年はWEEK15でARZ@WASが組まれてますし、来年はNFC西とNFC北が対戦する年です。
われらがアーロン・ロジャースですが、23チームに負けたことがあるそうで、CLE, NE, NYJ, PHI, OAK, LAR(STL), BAL, LAC(SD)には負けてないそうです。
この記録は伸ばしてもらいたくないですね(^^;)。
対戦の少ないAFCのチームばかりなのですが、PHIやLARというNFCのチームにも負けてないというのはスゴイなと。
NEに負けなしということはGOAT(Greatest Of All Time)と言われるトム・ブレイディも名将と名高いベリチックもロジャースには勝ててないということかーと思っていたら、ロジャース先発では1試合しかやってないのですね。2010年のGB@NEはNEが勝ってるのですが、ロジャースは(確か)脳震盪で欠場でした。
勝ったロジャース先発の1試合というのは、2014年のWEEK13。ブレイディ-ロジャースの対決が実現しています。
New England Patriots at Green Bay Packers - November 30th, 2014 | Pro-Football-Reference.com
ブレイディのレーティングが102.7と素晴らしいデキだったのですが、ロジャースはそれを上回る112.6でした。
2018シーズンにNFC北とAFC東の対決が組まれますので、順当にいけば2度目の対戦が観られるかもです。