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それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾/著 角川書店
◆内容紹介◆
あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。
しかしその正体は……。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。
すべての人に捧げる、心ふるわす物語。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。
人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。
野望をとるか、幸せをとるか。
あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。
しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。
6月はじめに新聞広告を見て、気になった作品です。
しかし、作者が苦手(随分以前に作品〈表紙に踊り子が描かれていたような・・・題名を忘れました〉を読んだ時、キザな文章が鼻に付きました)だったので、図書館で借りて読むことにしました。
ネット予約をすると、蔵書数が17冊で、予約の順番が318番目でした。
いつまで経っても順番が回ってきません。
人気のある新刊本はなかなか借りられないのが有名な【役に立たない北九州市立図書館】です。
ポイントが500ポイント位貯まっていたので、購入することにしました。
予約をキャンセルした時に見たわたしの順番は、まだ200番代でした。
先程予約数を見てみると、424件に増えていました。借りるまでに1年位かかりそうです。
さて、この本。
普通に暮らしている人たちの普通以下の暮らしぶり。
そこに物語が展開されていきます。
苦しくても生きる意味と人と人との繋がりが感じられます。
苦手の克服もできました(笑)
世界一しあわせな国『ブータン人の幸福論』
福永正明・著 徳間書店
~内容~(「BOOK」データベースより)
「今、あなたは幸せですか?」
2005年、ブータンで行われた国勢調査によると、国民の97%が「幸せ」と回答したそうです。
経済的に見て、それほど豊かな国ではない彼らが、どうして幸せを感じることができるのでしょう?
本書では、さまざまなブータン人の言葉から、お金がなくとも幸せになれる、ほんのちょっとの工夫と、生き方の知恵を紹介します。
中学校では、夏休みに本を購入するので、希望図書を探していて、見つけました。
ただ、昨年より赴任した担当の先生は、ハッキリした方なので、お任せして、あまり口を出さないことにしています。
良さそうだな!!と思い、市の図書館から借りて読んでみました。
希望するには、まず内容把握です。
まず感じたことは【文明は幸せと反比例する】でした。
気になった言葉を残します。
【幸せになるコツは、今の自分に満足することです】
「あなたが幸せなら、私も幸せです」
「欲した者ではなく、運のいい者が運命に応じた何かを受け取ることができる」
「今、あなたが見ている世界は、あなた自身を表しています」
結局、幸せは自身の心の中に存在するものなのですね。
最近、忙しくて、全く本を読む気にならない心境です。
その時に、大好きなシリーズの第四弾が出ているのに気が付きました。
2009年11月に第三弾の『木練柿』
を読んで以来、2年以上が過ぎました。
待ちに待った新作です。
寝る間も惜しんで、忙しいながらも、三日かけて読みました。
やっぱり、面白い!!
『東雲の途』あさのあつこ著・光文社
内容紹介
「弥勒の月」「夜叉桜」「木練柿」に続くシリーズ第4弾!
小間物問屋遠野屋清之介、同心木暮信次郎、そして、二人が引き寄せる事件を「人っていうのはおもしれえ」と眺める岡っ引きの伊佐治。
突出した個性を持つ三人が織りなす江戸の巷の闇の物語。
川から引き揚げられた侍の屍体には謎の瑠璃石が隠されていた。
江戸で起きた無残な事件が清之介をかつて捨てた故郷へと誘う。
特異なキャラクターと痺れるキャラクターとが読者を魅了した、ファン待望の「弥勒シリーズ」、興奮の最新作!
内容(「BOOK」データベースより)
「断ち切れ、断ち切れ、過去の一切を断ち切って生きろ」
宿命に抗う男たちの悲痛な叫び。
同心木暮信次郎、商人遠野屋清之介。
屍体に隠された瑠璃石が、因縁の男二人を突き動かす!
あさのあつこが放つ時代小説に目眩がする。
これドラマで観たいです。
最後近くまで読み進んで、残り5ミリ強の厚さになったのに、まだ物語は続いているのです。
どういう顛末にするのかと??でしたが、一気に流れが変わって集結しました。
そこが少し腑に落ちない気もしましたが、★5つの作品でした。
物語は、更に続くのでしょうか?
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