三杯目は 外人杜氏の京丹後の蔵 『玉川』
1月
9日
「完全発酵」や「手つけず原酒」など、様々なお酒にチャレンジを続ける玉川のフィリップ・ハーパー杜氏。
そのフッリップ氏が雄町を使用し、香りよりも味わいのトータルバランスを重視して仕込む純米吟醸です。
その蔵も持ち味に、酒米が溶けやすく味が出やすい雄町米を使用することによって、甘味や旨味がプラスされ、
まさに味の広がりを十二分に堪能できるお酒に仕上がっています。
日本酒の味わいを表現する言葉に 「甘辛酸苦渋」 というものがありますが、
このお酒は正に五味の調和が楽しめる、絶妙のバランスが表現されています。
口当たりはややシャープな印象ですが、しっかりとしたボリューム感が感じられる味わい。
酸もしっかりとあり、これからのポテンシャルも期待できる仕上がりです。
本来の雄町らしい旨みはこれからの熟成で開花してきますので、現状では比較的上品に感じられますが、
ある程度の熟成を経ることで旨みや甘みが膨らみます。
『玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒』 木下酒造 京都府京丹後市久美浜町
原料米: 雄町(60%) 日本酒度: +2 酸度 :1.8 アルコール度 :18~19度 酵母 :協会14号
★この玉川を、「厚揚げ」 でいただきました。
投稿日 2012-01-09 13:08
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投稿日 2012-01-09 13:09
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投稿日 2012-01-09 13:09
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投稿日 2012-01-09 13:24
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投稿日 2012-01-09 13:25
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