四季織々〜景望綴

お庭の巨大なソテツ。

洋間外観。

屋根は、日本瓦でした。

昔の邸宅は贅を凝らしてますね･･･。



今とは比較にならないくらいお金をかけられたんですね。

なぜかこの年代の屋敷はだいたい薄暗いですね･･･。

説明ボランティアの方が、工夫を凝らした分お金はそれほどかかっていないと話されていました。

それでも炭鉱主の御邸なので、庶民からすればお金がかかっていますね。



御邸の壁が暗い色合いでしたので、尚更暗く感じました。

今まで見てきた旧○○邸は、比較的に明るい所が多かったので、特に暗く感じました。

和室のない住宅で育った高校生もいることでしょう。

このような古い日本住宅の空間を、どのようにかんじたのか興味がありますね。



私も仕事柄、ボランティアで古い日本の住宅などの解説などをいたしますが、まず驚くのは、和室でも立ったままで見学していることです。

正座しての目線が大事だということを、もはや教えてもらっておりません。

床の間の意味合いも、同様で、日本文化の消滅に心が痛みます。

このバスツアーは、父母教師会の研修旅行です。高校生は、中間考査中でした。



北九州では、まだ畳のある住宅が多いように思います。マンションにも畳の部屋があったりと・・・。

確かに和室で、立ったままの見学が多いですね。特に団体だと座ってゆっくりというわけにはいきませんでした。

日本家屋には、目線の美が計算されて配されていますものね。

昔のお家は味がありますね

こんな家に憧れます

台所の近くには、ワイン貯蔵庫もありました。

文化財に指定されるまでは、平成の世まで、お二人で住まわれていたそうです。

お掃除が大変だと思うのは、わたしだけでしょうか？