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四季織々〜景望綴

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お月さまの絵本。

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お月さまの絵本。
美しい満月の時期が終わってしまいましたが、名残りの月をもう少し楽しみたいです。
ここのところ、曇りや雨の空模様で、名残りの月もなかなか顔を出してくれません。

お月さまの絵本は、たくさんありますが、3冊ご紹介します。
3冊とも満月の夜のおはなしです。

☆お月さまってどんなあじ?☆
絵と文:マイケル・グレイニエツ
「お月さまってどんなあじなんだろう。あまいのかな。しっぱいのかな。ほんのひとくち、たべてみたいね」どうぶつたちは、よる、お月さまをみながら、いつもそうおもっていました。
 ある日、ちいさなカメがけっしんしました。いちばんたかいあの山にのぼって、お月さまをかじってみよう。
・・・さて、お月さまをかじることができるのでしょうか?
 *小学校で読み聞かせをする時によく読む本です。読んであげるなら、幼児から楽しめます。

★山いっぱいのきんか 中国のむかし話★
 文:君島久子 絵:太田大八
 むかしむかし、ある中国の里山に、ランフーという若者がくらしておりました。
 ランフーは、月夜のばんに、山へ草かりにいきました。・・・おばあさんは、ランフーに「こんやは、八月の十五夜さまで、山の神さまが、月の光に、きんかをさらす日じゃ。そなたは、うんよくそれにであったから、これをあげよう」といって、きんかを三つひろってくれました。
 ランフーは、きんかをもらってほくほくがお。かえりかけてふとふりかえると、道いっぱいにならべられたきんかがきらきらかがやいています。
「まてよ。もうちょっともらっても、よかろうて」ランフーはひきかえしました。・・・さて、ランフーは、たくさんのきんかを手にすることができるのでしょうか?
*これは、わたしにとって「人生の書」です。


☆つきよのかいじゅう☆
 作:長 新太
おとこは、ずっとかいじゅうが姿をあらわすのを何年も何年も待っていました。
 あるつきよのこと、かいじゅうだ!かいじゅうだ!ついに、みずうみにいるかいじゅうをはっけん・・・さて、おとこは、見事にかいじゅうを写真に撮ることができるのでしょうか?
*大人も子どもも楽しめるナンセンス絵本です。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2008-10-23 17:56

なかなか味わいのあるお話ばかりですね。


童話って子供むけなんですが、
意外なほど真理をついてますよね。
大人が読んでもいいのかも・・・(^0_0^)

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2008-10-24 05:10

読み聞かせを始めて9年になり、絵本や児童書に触れる機会が多くなりました。

読んでいるわたしのほうが聞いている子どもたちよりも感動することがあります。
大人向けの絵本もたくさんあります。
これから、ときどき紹介しますね。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2008-10-23 20:05

小さな子供達に教えさとすには、お月さんを舞台にするのがいいのでしょうねぇ。

形が変わるし、かといって手に取ることも出来ません。

たくさんのお月さん関係の本がありそうで、奥深い感じを持ちました。

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2008-10-24 05:17

『お月さまってどんなあじ?』を読む時は、昨夜の月の話をします。

「昨日の月を見た?どんな形だった?」と問いかけると子どもたちは、頭の中で月を描いて、本の世界に入ってきてくれます。
読んでいる途中の反応も楽しいです。

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