今日、再び母から責められた。ここのとこ、しょっちゅう呼び出されて、文句の言葉を浴びせられてる。運転中にかかってきた電話は、容赦なく私の心をえぐり、悔しくて悔しくて涙が出そうだった。これほど血縁を疎ましく思ったことは無い。他の人から見れば、私の家の揉め事は「いつものこと」だ。私は、ずっと「いつものこと」という括りで何でも見られてきた。仲間内での揉め事も、いつものこと。
先生との言い争いもいつものこと。
母との確執もいつものこと。そう何でも「いつものこと」なのだ。
当事者にとっては、いつも同じようなことが起こっても、「いつものこと」では片付けられない複雑な気持ちがある。多分、聞かされるほうが嫌気がさし、「いつものことじゃん」と流したくなるのだろう。自分のことでなければ、誰かがイジメにあったとしても、いつものことでくくれるに違いない。いつものこと・・・
いつものこと・・・当事者は何も言えなくなり、追い詰められる。私は「いつものこと」という言葉が大嫌いだ。「いつものこと」という言葉がどれだけ冷淡に聞こえるか・・・。大げさにしたくない気持ちの表れかもしれないけど、使い方を間違えれば、これほど冷たい言葉もない。
もう何年も、私はずっとこの言葉を聞いてきた。
試しに、誰かが愚痴を言ったとき「いつものことじゃないか」と答えてみるといい。
その人はもう二度と口を開くことは無いだろう。
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投稿日 2006-04-04 16:38
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2006-04-05 10:48
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2006-04-06 09:43
ワオ!と言っているユーザー