撒いた種は、たまには無理にでも花を咲かせにいこう~頑張りは自分で回収しにいこう~
6月
17日
「自分には何の取り柄もない」
「いつも叱られてばかりで価値のない自分」
何かに取り組んでも、うまく進まない。
挑戦しても反応がない。
努力したつもりが全て空回り。
「自分のやっていることに意味はあるのか?」
そう思う瞬間が増え、焦りばかりが募っていく。
周りを見ると、順調に成果を上げる人ばかりが目にはいる。
誰かの活躍ばかりが耳に届く。
その姿を見ては、自分の歩みがあまりにも遅く、もう進むことができなくなるんじゃないかと、そんなことを感じてしまうことばかりだった。
「このまま続けても、本当に何か変わるのだろうか?」
積み上げても、それが実を結ぶ保証なんてない。
途中で投げ出したくなることもあった。
たぶん
結果を早く求めるあまり「育てる時間」を信じることができていなかったんだと思う。
その焦りが、自分自身を追い詰めていたんだろうさ。
毎年メモ帳を更新していたこともあって、昔のメモ帳を見返した。
そこには面白いくらい、かつて苦しんだ日々の記録があり
「どうしたらよいものか」
そんな言葉がたくさん書かれていた。
ただ、そのノートを眺めるうちに気づいたことがあった。
「あのときの努力が、今の自分を支えている」
その小さな継続もまた、自分の「実力」
派手でなくてもいい。
大きくなくても、強い影響なんてなくてもいい。
すぐには報われなくても、積み重ねたものは確かに形になっている。
「自分の頑張りが回収できる日」
は、その瞬間に訪れるのではなく、静かに育ち続けていたんだと、今はそう思う。
それからは、焦らず育てることを意識した。
✅ 「結果をすぐに求める」ではなく、「育てる時間を信じる」
✅ 「今の努力が何になるかわからない」ではなく、「何かの形になるまで待つ」
✅ 「急ぐ」のではなく、「積み重ねることを楽しむ」
簡単なことではないが、そうやっているうちにたくさんの仲間ができ、ひとりでは経験できないことが、たくさんやってきた。
嫌々やっていたことが、不思議と気持ちが軽くなり、徐々に目の前のことに集中できるようになった。
急がず、焦らず、ただ続ける。
その時間が、未来にちゃんとつながることを確信したのかもしれない。
よくわかっているようでわかっていないのが
努力は、すぐに結果を出すものではない。
それは、
「静かに積み重ね、やがて育つもの」
なんだろう。
今、すぐに報われなくても、その時間は確かに未来へとつながっている。
だからこそ、焦らず、急がず、ただ信じて積み上げていってほしい。
いつか回収できる日が必ず来る。
その日を迎えるために、今の歩みを大切にしていこう。
ひとりじゃないよ。
一緒に歩もう^^