「死」を予感しながら生きていくのは、不安で苦しいと思う。 施設に併設されている「わんわんハウス」は、犬がたくさんいる。 この犬を見て、何十年もの間、積み重ねてきた心の傷が癒されない人はいないだろう。 今度の施設は「掃き出し窓」じゃないぞ! 何か事務所のようだけど、レイアウト次第ではホテルのようになるかも。 いやいや、ニトリの家具や、なつかしい子どものおねしょ跡の残るベッドの 再利用じゃ、そうもいかない・・・か。 これを見ると、犬セラピーというのも効果がありそうです。 大阪から訪ねてきた人が、家族は賛成しましたが、 本人が「こんな田舎はさびしくて住めん」といってキャンセルしたので、 空きができた。「やったー、ラッキー!」 10分でヤマダ電器、洋服の青山、ホームセンター、すき家、ケンタッキー、マック・・・・なんでもあるんだけど。 大阪と比べるとねえ。 ボンビー父さんは、こんな老後の最後のステージを過ごすことはできないでしょう。 貯金もないし、年金も少ない。 小さい声で「今の老人は贅沢かもしれない」 私たちは惨めな最期が待っているだろう。