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投稿日 2012-02-16 00:10
カイの家
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hiro
久しぶりに、本来の専門分野に関係する本を読んだ。春秋社から出版されている中村明一さんの「倍音」である。中村さんは尺八の演奏者だが、横浜国大の工学部を卒業しているので、音響工学的な内容もたくさん出てくる。尺八独特の音色を作っている非整数次倍音から始まって、日本人の音に対する感覚やコミュニケーション論...
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投稿日 2012-02-15 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
とある郊外の団地を舞台に繰り広げられる、7作の連作短篇集です。 ひとつひとつの短篇の登場人物がそれぞれに関連しあい、現代にうごめく市井の生活を、見事に切り開いています。 推理小説を読むように、肩肘張って筋立てを読み解くような姿勢ではなく、「そうなんだ」という軽い気持ちで読み流さないと、作者の意図は分...
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投稿日 2012-02-12 19:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
小説の内容は、読み出せばすぐに分かりますが、1997年3月渋谷区円山町のアパートで起きました、「東電OL殺人事件」をモチーフにした推理小説です。 日本の一流企業に勤めるエリート女性社員が、OLと売春婦との二面性を使い分けていたことに、当時のマスコミは飛びついて面白おかしく取材合戦を繰り広げていました...
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投稿日 2012-02-09 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2003年の直木賞を、『4 TEEN』で受賞されていますので、作家の名前だけは知っておりましたが、作品を読むのは初めてでした。 新潮文庫に入っている<今月の新刊>のお知らせで、イチオシということでしたので、恋愛小説ですが読んでみました。 45歳で広告会社の社長が主人公です。奥さん以外にも、4年続いて...
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投稿日 2012-02-07 20:12
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<姫川玲子>シリーズ や <ジウ>シリーズ などの警察小説で人気が高い著者ですが、今回は歓楽街歌舞伎町を舞台に繰り広げられるノワール小説です。 歌舞伎町の商店街の会長が死体で発見され、原因は急性心不全。 事件性はないように見えたところから、歌舞伎町の裏社会が絡んで話しは進みます。 表題の「歌舞伎町セ...
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投稿日 2012-02-05 19:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
警察関係の犯罪小説が好きで、著者の作品としては、北海道警を舞台にした 『笑う警官』 ・ 『警官の紋章』 ・ 『制服捜査』 等を読んできています。 今回の『カウントダウン』は全く別の分野で、北海道夕張市に隣接する幌岡市を舞台に、財政破錠をきたしてきたワンマン市長の6期目の選挙を阻止すべく、市議1期生の...
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投稿日 2012-02-01 20:50
日々是勉学
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らっち
1月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:2943ページ ナイス数:19ナイス 茶の本 (岩波文庫) すーっと読めるのに、全体通じて難しい。それでも芸術鑑賞の章はおもしろみを感じることができた 気になる一文:これはただいかにも自分が凡庸であることを証するのみである。偉い利休は、自分だ...
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投稿日 2012-02-01 19:41
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
神戸市出身の女性作家としては、<安西篤子>、故<三枝和子>、故<久坂葉子>と思い付きます。 この作品は若い世代として、1967(昭和42)年生まれで神戸大学工学部卒業の<福田和代>さんの第2作目に当たり、10冊ほどの著作がありますが、初の文庫本化です。 6歳のときに、誰も手助けすることもなく、無関心...
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投稿日 2012-01-31 00:10
カイの家
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hiro
先日、お茶ノ水へ行ったときに、古本屋で「太陽」を購入した。なんと、1966年6月号に「魅惑の島バリ」特集が組まれていた。さらに、「世界の新鋭旅客機」という特集の中に、なんと、故木村秀政日本大学名誉教授が「マッハ3.0の世界」という記事を5ページ、また、故宮脇檀日本大学研究所教授が「住むための住まい...
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投稿日 2012-01-29 19:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<誉田哲也>の 『シンメトリー』 等の女性刑事<姫川玲子>シリーズと同様、この小説の主人公も、警視庁捜査一課の女性刑事<三田村利香>です。 32歳で女暴走族の総長でしたが、母親は暴漢に襲われその後に自殺、父親も敵対する暴走族との抗争で亡くなると、生活を改めて警察学校に入った経歴をもちます。 『姐御刑...