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弊社のコントラクターさんは約半数が海外に住んでいらっしゃいます。なので弊社では銀行の海外送金システムをよく利用します。 先日、いつものように海外へ向けてお支払いをしようとしたときのこと、銀行から、「待った」がかかりました。 「コントラクターさんの振込先情報を、今一度、“電話などで口頭で”ご本人に再度ご確認ください。それがなければ送金は致しかねます」とおっしゃるのです。 電話で?国際電話で?「はい」。 今、世の中で何が起こっているかというと、銀行の担当者さんいわく、「メールは覗かれていると思ってください」。そして近頃、請求書の振込先をハッカーのものに書き換えるという手口が増加してきているそうなの...
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たくさんのクリエーターの方々が一生懸命持ち場を守ってくださっていることで、小さなRUコミュニケーションズ有限会社は成り立っています。だから弊社内で回す担当ページ表を作るときも、外注の皆さんのお名前の後に、私は「san」、もしくは「sama」を付けています。 「Yamada Hanako san P10-12」。「san」を取ると何だか落ち着きません…。 そんな中、先週、社内の全ての書類がプログラム化されました。私が主に見ていた書類も、すっかり様変わりし、オペレーションなど他の担当者と共有できるようになりました。 そこでアメリカ人スタッフに指摘されたのが「sama」とか「san」とか全部に付いて...
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今回は私自身のことを書いてみよう。アメリカに来て10年になるが、今でも思いもよらない考え方に戸惑ったり開眼したりを繰り返している。例えば私の義姉一家のこと。彼らがまあ、オソロシイほど気軽にちょくちょく「そちらに泊りに行くよ!」という連絡をしてくる。しかも「明後日」とか、かなり急な場合も多く、連日締め切りに追われている私は、遅くに仕事を終えた後、夜中まで掃除にバタ狂う。 義姉一家が来る日、私は部屋の掃除を完璧にするのはもちろん、トイレや浴槽は特に念入りに磨き上げる。夫は「僕の家族はただ僕たちに会いたくて来るのに」と言うが、有無を言わせぬ怒り顔で夜中まで働かせる。 彼らの「襲撃」を快く思えないま...
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森永の方から「TOFU KIT」なるものをいただきました。なんと、豆腐が簡単に手作りできるキットなのだそうです。 以来、日系スーパーに出掛ける度に「あ、あれ、ここにも売ってる」「あそこにも売っている」と、目に入るようになりました。たくさんの場所で売られているということは、結構人気があるのでしょうね。 ということで今日はこのキットを使って、生まれて初めての豆腐作りにチャレンジしてみました。 写真1がパッケージです(お値段は2ドル前後だったような?)。横に3ステップで作り方が書かれているので、その通りにやってみます。 1)豆乳と同封のにがりを耐熱ボウルに入れてゆっくり混ぜます(写真2)2)沸騰直前...
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今週末もハウスハンティングに出掛けてきました。 心地よく仕事ができるオフィスがあり、仕事の終わりに皆で一杯できたら…なんて思っていたら、ちょうど良い物件がありました。 オフィスはしっとりとした、雨の日が似合いそうな雰囲気です。静かに原稿を書いたり校正をしたりするのにぴったりな気がします(写真1)。先週訪れた家ですっかり気に入ってしまった、屋根のあるパティオもありました(写真2)。そして「バー」!。なんとこの家には、リビングルームやキッチン、ダイニングルームとは別にバーカウンターとテーブル席が並ぶパーティー専用ルームがあるのです。写真3はそのバーカウンターです。仕事の後に思い切り打ち上げをしてい...
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ーーーーーーーーーーーーーーーーー最近思ったのが、インターネットがある限り、「体」がどこにあっても問題ない時代が着実にやってきたってことです。 実際、Ruコミュニケーションズのスタッフとコントラクターさん合わせて50名ほどのうち、約半数は地球の裏側に住んでいます。また、お客様も半数は海外で、実際にはお会いしたことがありません。 そういうこともあり、都市部から離れた場所に引っ越すのもいいんじゃないかと思えてきたわけです。その方がゆったりとしたスペースが取れ、機材が場所を取る商品撮影や大きなデザインの制作作業もしやすいはずです。 そこで早速ハウスハンティングに出掛けてきました。最初に目を付けていた...
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私のアメリカ人の友人に、ホンダでデザイナーをしている人がいます。彼は自動車業界に入ってから、ドアの取っ手の付け根や、ダッシュボードの角など、車の細部に目が行くようになったと言います。 それで気づいたのが、「日本車だけ、細部がきっちり正確」ということでした。他の国のメーカーの車は、素人なら誰も気づかないような小さい部分にごくごく小さい不均衡な隙間があったりするのが当たり前なんだそうです。 「日本車は違う。そんな小さな誰も気づかないところまで、きっちり精密に作られている」とその彼。 細かい細かい部分まで生真面目に仕上げられた、汗と涙の結晶のような日本車は、アメリカの過酷な運転環境をものともせず、「...
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明日の3/5(日)、キューサイさんの青汁の試飲会が、ロサンゼルスのマルカイマーケットガーデナ店(1740 Artesia Blvd, Gardena, CA 90248)で開催されます。私も年老いたキャンギャル(!)として、現場でお手伝いしています(お昼ぐらいから)。試飲は無料なので、お時間がおあり...
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昨年は医療費に泣いた1年だった。そろそろ乳がん検診にでも、と病院に出掛けたのが運の尽き(?)。触診で怪しいと言われ、マンモグラフィーに回され、さらには超音波検査へ。それでもはっきりしないということで針生体検査に回され、結果は無事陰性だったが、自宅には計4500ドル(約52万円)にも上る「手出し」の請求書が届いた。優しい友人に「52万円で命を買ったと思って」と慰められた―確かに命あっての物種です、ハイ―が、52万円はイタイ! そうこうしているうちに夫が歯科医院へ出かけた。そこでまたもや検査や治療が必要となり、あれよあれよという間に請求額が9000ドル(約104万円)に! 大した病気にもなってな...
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ロサンゼルスの出版社で上司だった毅さんという方がいらっしゃいます。以前、リクルート社に勤めていらっしゃったときは、トップセールスマンだったそうです。 営業と言えば、口八丁で調子の良いことを言える人がたくさん商品を売れるような気がします。でも毅さんが心掛けていたのは、「言葉と心を同じにする」ということでした。 そんな毅さんだから、広告を買おうというお客さんがたくさんいたのでしょう。毅さんの大切にしている心掛けは、そのまま私の大切な言葉になりました。 言葉と心を同じにしたとき、心はあまりにも安らかです。どこかで自分が自分を見ているからでしょう。誠実な人を見たときに救われるように、自分が自分に救われ...