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投稿日 2011-08-07 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ライフワークとして40年近く『早川ポケットミステリー』シリーズを読んできていますが、最近は好きな作家たちが次々と亡くなり、少しばかり遠のてしまいました。待ち遠しいのは、<デボラ・クロンビー>の「キンケイド警視シリーズ」、<R・D・ウィングフィールド>の「フロスト警部シリーズ」、<P・コンウェル>の「...
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投稿日 2011-08-02 15:13
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
聞き慣れない文庫名ということもあるのですが、表紙のイラストが何とも不気味な感じで手に取ってみました。俗に言われるホラー小説3篇が納められていますが、どれも今の時代を反映してか、「携帯電話」がいい小道具として扱われています。『クラスメート』は、偶然に拾った電話にクラスメートの惨殺死体が撮影されていたこ...
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投稿日 2011-07-24 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
時代は文政(1818~1830)年間、神田蝋燭町界隈にある「橘屋」の離れを無償で借り受けて、美人で地味で、ちょっと変わり者の17歳の<お久>は近所の子供たちを集めて手習い小屋「たちばな堂」を営んでいますが、厳しい指導で「鬼師匠」と呼ばれています。大師匠の父<杢兵衛>は床に臥せっており、母<お咲>は、...
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投稿日 2011-07-22 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
人気作家の著者としては珍しく、本書は1999年から2010年に書かれた五つの中短篇で構成された2冊目の文庫オリジナルで、個人短篇集未収録作品です。超常現象を題材にした作品や、表題の『チヨ子』のようにぬいぐるみの思い出にまつわるファンタジー的な作品が納められています。『チヨ子』以外の作品は、殺人事件に...
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投稿日 2011-07-19 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
高校の修学旅行で見学に出かけた主人公<健(たける)>は、「人形浄瑠璃・文楽」の<太夫>が語るエネルギーに感化され、研修生として2年間をすごし、師匠<笹本銀太夫>について修業をつんでいます。ある日師匠から、三味線の相方として<兎一郎>を指名され驚く<健>ですが、お互い文楽にかける情熱は半端ではなく、<...
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投稿日 2011-07-17 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
講談社文庫の<田牧大和>の作品としては、
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投稿日 2011-07-16 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書には、「御厩河岸」・「竈河岸」・「佐久間河岸」・「本所・一ツ目河岸」・「行徳河岸」・「浜町河岸」の六つの河岸を舞台に、人情味あふれる市井の生活や生き様が描かれています。どの話も江戸の情緒あふれる生活や文化が丁寧に描かれていますが、第二話の『浮かれ節』は、ひょうひょうとして出世を諦めた小普請組の<...
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投稿日 2011-07-11 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は東京工業大学建築学科卒を卒業された一級建築士で、紀行作家として活躍されています。設計事務所勤務を経て、建築プロデューサーという職業についていますが、自己研修のために訪れてきた世界中の「ホテル」を舞台に、短篇が31話納められています。建築を志す者がそうするように、貧乏旅行をしながら「ホテル」の見...
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投稿日 2011-07-10 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書のタイトルでもある『ちょいな人々』を含め、7話の短篇が収められています。どれもユーモアにあふれた話しが描かれていて、どこにでも起こりそうな日常の話題が主体で、笑わせてくれます。阪神タイガースファンとしては、『くたばれ、タイガース』のタイトルが気になり購入です。巨人ファンの父親のところに阪神ファン...
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投稿日 2011-07-09 14:36
日々是勉学
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らっち
今月こそ、読書記録以外もアップしよう。6月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2333ページ未来のための江戸学 (小学館101新書 52)気づき:「分を守る」と常に意識しないと強欲になる。意識しよう。「今よりも明日」という考えから抜け出せない 気になる一文:量についての感覚は「分を守る」と言う言葉に象徴される/倹約とは、未来を見通し、今の無駄をなくして合理的に暮らすことである/「知ってるが知らない振りをする」と言うのが江戸時代の美学である読了日:06月01日 著者:田中 優子テキストブック NPO―非営利組織の制度・活動・マネジメント気づき:NPOは「利潤追求」ほど明確な目的を持ち...