-
1階に物を取りに行ったら、何を取りに行ったか忘れる――なんてまだ数分間あくので良い方です。戸棚を開けて何を取ろうとしたか忘れる、さらにはバッグを開けて何を取り出そうとしたか忘れる昨今の私。仕事も随分手間がかかるようになりました。文字表記統一も(出版物では全体を通して同じ表記である必要があります。例え...
-
いとこのやっちゃんは”恵まれた子”のはずでした。父方の本家の長男で、雪国の歴史あるスキーロッジの跡取り。約束された将来。子供の頃に一度会ったっきりですが、次男坊の父の子である私たち姉妹は一族の外れ者で、幼心にきれいな服を着たやっちゃんを下から眺めているような、そんな距離感があったのでした。そんな本家のスキーロッジが人手に渡ったという知らせが届いたのは去年のこと。「やっちゃんは継がなかったんだ?」。母曰く「妹のともちゃんが戻って継ぐことになったんだけど、結局ともちゃんもやめてしまって」――「へえ~」。そんなやっちゃんと先々月、日本でほぼ半世紀ぶりに再会しました。私の帰国に合わせて、遠路飛行機で訪...
-
日本で1カ月過ごして来ました。本来の目的は家族への寄り添いだったのですが、何十年も離れて暮らしている母親と急に何日間も一緒に過ごすのは、結構キツイものですね(汗)。長生きしてくれるだけでもありがたいし、後で懐かしくて恋しくて、となるのは分かっているのですが、正直3、4日一緒にいたら、2日間は離れてい...
-
昨日、クッション約10個のカバーを外したら、床に大量の羽毛が散らばりました。まるで鳥と格闘した後のようです。そこで思い出したのが以前の「家の中に鳩がいた」騒動――そうだ!良いいたずらを思いつきました。夫のいる2階に駆け上がって、「鳩が居間にいたんで格闘になった!」と、私。「え?なになに?」と言ってい...
-
先日、ジムに行ったら、エントランスに特設カウンターが設けられていました。どうやらどこかの保険会社が宣伝に来ているようです。カウンターに並べられているのは、チラシ+ミニタオル+ハイチュウ2粒が入った透明な袋。私の白目は目ざとくハイチュウを見つけたものの、こういう広報カウンターにはとても近づけません。興...
-
独立記念日といえば花火ですが、ラスベガスでも多くの家庭がまるで花火師ばりの立派な花火をバンバン打ち上げるので、街総出の花火大会のようになります。1つ打ち上げるのに20~80ドルはかかっているんじゃないですかね?ご近所さんはそんな立派な花火を1時間以上打ち上げ続けていました。花火はとてもきれいですが、...
-
ラスベガスで定番のラテン系スーパーマーケット、La Bonita。ここがとにかく何でも安い。店内だけはアメリカの熾烈なインフレを忘れた世界です。例えば上の写真、通常なら1箱5ドルはする苺が5箱で5ドル。5箱買わされるのが辛いところですが、毎日、スムージーを飲む私にとっては「冷凍すればいいや」。大きなマンゴーも2つで1ドル、洋梨も10個入りで1ドル!と、手を出さずにいられない値段の果物が並びます。夫はスイカが好きなので巨大なスイカを1つ。さらに夫の手は巨大なパパイヤ2ドルにものびます(私はスイカもパパイヤも食べないぞ)。気が付けば、「スムージーを毎日飲む」なんて生易しいものでは消費できないほどの...
-
5月半ばから6月末まで、文字通り、働き詰めでした。日曜以外、朝7時半から夜11時まで。ランチ休憩は15分+夕方に運動を1~2時間。夕方にいったん運動することで、また深夜労働に戻れます。ここで私の仕事の問題ですが、ただ長時間やれば量をこなせるというものではなく、何か「良いもの」を生み出さなければなりま...
-
大好きなこのコーヒーカップ。でも、「早く飲んであげないと溺れちゃう」って、毎回(毎日)思うんですよね。
-
昨日、髪型で韓国人だと分かった…と書きましたが、日本人か韓国人かは米粒ぐらいの距離でも大抵見分けがつきます。これは私だけの能力ではなく、韓国にしばらく住むと誰でも見分けられるようになり、皆が口をそろえて「不思議だけど分かる」と言うものです。 日本人の見分け方→体のラインがぼやけている。引き締まっていないという意味ではありません。ただ、ぼんやりとして、周囲の空気となじんでいます。だから豆粒の距離でも、そのアジア人の体のラインがぼやけていたら、それは日本人です。ところが韓国人は、遠くから見ても体がラインがくっきりはっきりしています。風景から浮き出ています。日本人と韓国人は似ていると思いますが、その...