ママになったら働けないの?③
8月
18日
家族の理解と協力のお陰で
出産後8ヶ月で私は職場復帰を果たし
新たな戦いのステージが始まりました。
ここからが本当のスタートです。
職場復帰した私を迎えてくれたのは
さまざまな言葉でした。
「家の事は大丈夫なの?」
「旦那さんのご両親、よく(働く事を)許してくれたね」
「小さい時にお母さんと過ごせないのは子供が可哀想」
「母親の仕事は何だと思う?」
「子供が待ってるから早く帰った方がいい」
良かれと思っての言葉なら配慮が足りず、
嫌味で発するなら悪意を感じる言葉の数々。
働く母親にはまだ冷たい否定的な世の中、
ここを変えていくのが私たち世代だと
心の底で呟いたのでした。
『男は外で仕事して
女は家で家事と子育てをする』
まだまだこの構図が根強く残っている事を
痛感した瞬間でした。
子育てしながら働く女性の母数が増えないと
この大きなうねりは変わらない。
だからこそ
「みんなが仕事も育児も選べるように」
時代が移り変わる事を強く思ったのでした。
人によって価値観は様々です。
自分で選んだ道なら納得いきますが、
誰かに言われたから諦めたり、
本当は働き続けたかったのに出来なかったと、
悔しい思いをする人がいる事は
やっぱり平等じゃない。
とは言え
子育てをしながら仕事をするには
周りの理解や協力がないと
ひとりよがりでは成立しません。
ワンオペで家事、育児、仕事を回すことは
一時的には出来たとしても
継続状態を保つのは困難です。
働くママになって
「素直になる事」の大切さを知りました。
周りに認めてもらいたい気持ちが勝ると
強がったり、意地を張ったりしてしまいます。
素直に「お願いします」「ありがとう」と
言えれば私も周りもスムーズなのに
「大丈夫です」
「私ひとりで出来ます」
つい言ってしまって
気まずさや苦い思いを何度も経験しました。
強い人を勘違いしていた私は
究極の甘え下手になっていたので、
「素直に相手に感謝する」事が何より苦手、
自分の頑張りを認めて欲しい気持ちが
強すぎて沢山の失敗をしてきました。
それでも沢山の人に助けてもらったからこそ
仕事を続ける事ができたのも事実です。
産休育休取得第一号となった私の後には
何人もの女性が
結婚後に仕事を続ける選択をするようになり、
同じような会社が少しずつ増えたと感じます。
私が助けてもらったように
今度は私が働くママの心の支えになる番です。
ひとりでも多くの女性が
当たり前に働き続けられる世の中になるように
私にできる事で恩返しを続けようと思うのです。
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投稿日 2022-08-18 21:29
ワオ!と言っているユーザー