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786. 着床の発生学

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786. 着床の発生学 786. 着床の発生学
発生5日目の胚盤胞を子宮腔へ
移植(着床開始)すると、
絨毛細胞(胎児側細胞)がアメーバのように、
子宮内膜の細胞間の結合組織を溶かして
奥へ侵入してきます。

侵入開始5日目ぐらいには、
子宮の血管を呼び込んで
原始的な胎盤循環を開始します。
(高感度妊娠検査ならば、hCG陽性になります。)


いつから妊娠したと言えるのでしょうか?
一般的には、
妊娠検査薬が陽性になれば妊娠ですが、
妊娠検査はhCGの有無の検査ですから、
感度が高ければ
予定の生理日前に妊娠になります。


着床開始時点で着床の窓のずれがあれば、
早々に発生を終了してしまいますが、

hCGが微量でも検出されたならば、
母児間の免疫が、
その後の発生過程に影響してきます。




体外受精の治療がうまくいっていないときは、

着床過程の「反復するごく初期流産」として
子宮の環境を専門的な検査と加療することが、
成功の近道と思いますよ。


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785. 免疫寛容の不良による流産・着床不成功(新知見)

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785. 免疫寛容の不良による... 785. 免疫寛容の不良による...
免疫の働きは、異物を攻撃することです。
しかし、
胎児は半分異物ですが、
普通は攻撃されません。


その理由は、
ヒトの進化の過程で

胎児抗原(異物の標識)に対してだけは

局所的かつ特異的な
免疫の抑制機構が、
作られているからです。


現在判明しているその抑制機構とは、

胎盤の栄養芽細胞
(トロホブラスト)に特に多く発現する
特有なHLA―G抗原が(可溶性抗原もあり)
いろいろな免疫細胞の受容体に結合して、
NK細胞の細胞障害活性を阻害したり、
制御性T細胞を誘導したりして、
免疫寛容を誘導しているというものです。



しかし、いろいろな理由で
(たとえば、HLA-G抗原の発現が弱いとか、
免疫がHLA-G抗原に適切に反応できないとか)
免疫寛容が不十分なときには、

流産・着床不成功が連続する
可能性が高くなると考えられます。


免疫を全身的に抑制すれば治療
できるというものではありません。


ワオ!と言っているユーザー

784. コロナ禍3年目の秋

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784. コロナ禍3年目の秋 784. コロナ禍3年目の秋
3年目コロナ疲れと夏バテで、
元気がでません。

ちょっとした
秋の気配に気づいたとき、
一瞬ほっこりしてきます。

ワオ!と言っているユーザー

783. 二人目の着床障害

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783. 二人目の着床障害
一人目は体外受精で出産できたのに、

二人目の体外受精・胚移植治療が
3回以上、
着床しないか化学流産の場合、

二人目の(続発性)着床障害の
可能性があります。


出産後に、
子宮内環境が変化して、
新たな子宮内の原因が発生した
可能性があるのです。

二人目の不育症と、
よく似ています。

当院ホームページの
注目ブログの中の
「二人目の不育症」
を参照してみてください。


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