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573.恵みの窓(ラセン動脈)の不思議 !

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恵みの窓(ラセン動脈)の直径 恵みの窓(ラセン動脈)の直径
NHKスペシャル「人体」第4巻
“生命誕生”見えた!母と子 ミクロの会話
が、やっと、
2018年7月30日に発売されました。

豊富な写真とイラストで、
すごく お勧めです。


37ページの電子顕微鏡画像が
すごいのです。

本の中で紹介されている‘恵みの窓’
(卵を育てるラセン動脈)が、

本の中で紹介されている‘赤ちゃんの木’
(卵の絨毛)からと、
母体の子宮内膜細胞、
マクロファージという免疫細胞等の
両方から、

メッセージ物質(VEGF,PGF等)
が放出されて、

血管の新生や、
血管の拡大
が起こっているのです。


この本のなかで、
アメリカ・カリフォルニア大学教授の
スーザン・フィッシャー博士らが、
‘恵みの窓’
(ラセン動脈; 卵への栄養血管)
の直径を
電子顕微鏡画像として、
紹介しています。


妊娠初期の血管の直径が、
0.05mm
であったのに対して、

妊娠中期の血管の直径は、
0.5mm
まで広がっていたのです。

「直径が約10倍」
も、太くなっていたのです。


本当に、不思議ですね。


ですから、大量の血液を
赤ちゃんに送り込めている
のですね。



卵への栄養血管である
ラセン動脈の断面は、
内側から、
血管内皮細胞、
血管壁平滑筋細胞層で作られています。


血管壁平滑筋細胞層は

“妊娠初期に限り”、

母体の交感神経線維により、
支配されていますので、


胚移植後から
あるいは、
妊娠反応陽性後から
妊娠初期の期間、

過剰な不安・緊張により、

0.05mmの栄養血管が
さらに 細く なってしまう
と考えられるのです。



つまり、
あなたの過剰な不安・緊張が、
‘恵みの窓’を閉ざしてしまっている
かもしれないのですよ。



(上の写真は、
スーザン・フィッシャー博士の
電子顕微鏡画像です。
NHKスペシャル「人体」第4巻、
2018年8月8日 第1刷発行、
東京書籍、定価2,700円
で紹介されています。)


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