言葉とともに生きる
8月
23日
録り貯めていたドラマ「舟を編む」を見ています。
まだ最初の数話だけど、ハッとすることばかりだった。
未だに多くの辞書で、「恋愛」の定義に、「男女」や「異性」という言葉が使われていること。
単純に「男女」や「異性」をほかの言葉に置き換えるだけでは、「恋愛」特有のニュアンスが伝わらないこと。
「あきらめる」という言葉には、「諦める」だけではなく、「明らめる」という意味があること――。
ながら見をしていたはずが、ついつい食い入るように見てしまった。
胸に燻る曖昧な想いは、言葉にしないと、やがて消えてしまう。
けれどそれを言葉にすることで、誰かを照らす灯台になりうる。
まさに、言葉の真理のような気がする。